サウロの回心-1 息をはずませて

出演者
板倉邦雄
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制作
一般財団法人太平洋放送協会

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アップロード日
2019.04.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 9章
放送日
2019.04.30
世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 今日は「サウロの回心-1 息をはずませて」という題でお話ししましょう。
 今日からは、キリスト教にとってとても大事な回心についてお話しします。この回心は、心を改める改心だけではありません。この回心は、心が180度回る回心です。まことの神様への信仰の心と生活へと向かう心です。サウロの回心は、そのような回心でした。使徒の働き9章です。
 さてサウロは、なおも主イエスを信じる信徒たちに対する脅迫、殺害、暴力の息をはずませていました。「サウロは家々へ押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄中に渡して教会を荒らし回りました」と、使徒の働き8章の3節で確認しましたね。憎しみはさらなる憎しみを、暴力はさらなる暴力へと進むといわれます。サウロも主イエスを信じる信徒たちへの脅迫、迫害、殺害はさらにエスカレートしていきました。エルサレムの都だけではなく、外国のシリアのダマスコへ逃げていったキリスト信徒たちにまで向けられました。まさにサウロは、ストーカーになり果ててしまったのです。その頃の自分の心と生活を、サウロは次のように振り返っています。「わたしたちも以前には、無分別で、不従順な、迷っていた者であって、さまざまの情欲と快楽との奴隷になり、悪意とねたみとで日を過ごし、人に憎まれ、互に憎み合っていた。」
 サウロは、大祭司のところへ行って、ダマスコの諸会堂宛に許可証を求めました。それは、このナザレのイエスを信仰する者たちを見つけ次第、男女の別なく縛り上げてエルサレムに引っ張ってくるためでした。サウロは部下を数人連れて、馬上の人となったと思われます。息を荒らげて、闘志を燃やし出発しました。サウロは、ナザレのイエスを信じる人は誰でも、とにかく気に食わなかったのです。遠くまで旅をしてでも捕まえに行きたかったのです。サウロは、とげのついた棒を自分で蹴り続ける愚かなことをしていました。自分で傷つき、自分を痛め続けていたのです。心の目が閉じてしまっていたからでした。続く。

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