シメオンとアンナ

出演者
高見澤栄子
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

もっと詳しく見る

アップロード日
2025.12.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 2章
[新約聖書] ルカの福音書 2章29~30節
放送日
2025.12.12

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。モンゴルキッズの家・代表の高見澤栄子です。
今日は、神様が救い主を送られるという約束を、長い年月待ち続けた2人の老人、シメオンとアンナについてお話しします。
今からおよそ2000年前、イエス・キリストが誕生して40日目のこと、イエス様の両親マリアとヨセフは神から与えられた律法に従って、幼子イエスを神殿に連れて行きました。
そこに1人の老人がいました。名前はシメオン。彼は「救い主を見るまでは死なない」と神様に示されていました。そして、ついにその日が訪れたのです。
神殿に赤子を連れたマリアとヨセフがやってきました。貧しい若夫婦と赤子でしたが、シメオンは神の霊によって、この赤子こそ「来たるべき救い主」と知りました。老体を押して赤子に近づき、救い主を見た時のシメオンの感激はいかばかりだったでしょう!赤子のぬくもりが彼の手に感じられたとき、ユダヤの民が何千年と待ち続けた「救い主」が、今確かに、人として、この地上に来られた、と感激したことでしょう。 
「主なる神よ、あなたの約束どおり、しもべを安らかに去らせてください。 私の目は、あなたの救いを見たからです」(ルカの福音書2章29~30節)
そして、もう1人の信仰者がいました。女預言者のアンナです。彼女は若くして夫を亡くしてから、神殿を離れずに、昼も夜も祈りと断食をもって神に仕えていた老女です。
アンナも幼子イエスを見て、神をほめたたえ、「この子こそ救い主です」と人々に伝えました。人々が敬意を払うような生き方をしている老人2人が、生まれたばかりの乳飲子に礼拝を捧げることも普通ではありませんね。2人にとってこの日は特別な日でした。なぜなら、何千年も前にユダヤの民に与えられた神の約束が、確かに地上に実現した日だったからです。それは、いつの日か救い主が来られ、全人類を罪から救ってくださるという約束でした。
あなたにとってもこのクリスマスが、特別な日となるようにお祈りします。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ