天使長ガブリエル

出演者
高見澤栄子
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2025.12.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 1章
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章5節
放送日
2025.12.08

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。モンゴルキッズの家・代表の高見澤栄子です。 
今年もクリスマスが近づいてきましたね。今週は新約聖書に書かれている“最初のクリスマス” に登場する人物をご紹介したいと思います。
最初に登場するのは、天使長ガブリエルです。
イスラエルの小さな町、ナザレの一人の若い女性の前に、突然、天使が現れて、赤子の誕生の話しをしました。その女性はイエス・キリストの母マリアです。実は、その半年前には、天使ガブリエルが、マリアの親戚で不妊の老夫婦、エリサベツとザカリヤにも現れて、救い主の先駆者が生まれることを告げています。
聖書を読むと、天使が何度か出てきますが、“羽のついた赤ちゃん”というイメージではありません。天使は、神様が創られた霊的な存在で、神様のご計画を人間に伝えたり、神の思いを実行したりする役目を持った神の使いなのです。天使は時間も空間も超越しているので、旧約聖書と新約聖書の両方に何度か現れています。
「天使」と聞くと、どこかお伽話のような気がしてしまいますね。でも、聖書は史実を記録している書物ですから、作り話ではありません。歴史家のルカは、さまざまな証言や資料をもとにして記録書としてルカの福音書を書き記しています。クリスマスの詳細も綿密に調べた報告として書かれているのです。
ところで、NASAの発表では、可視宇宙だけでも4000億の銀河があると言われています。この広大な天地を創造された神が、人の姿をとってこの世界に来られるという、人類史、いや宇宙史でもっとも重大な出来事がクリスマスなのです。ですから、天が地に介入した出来事として、人知を超えた不思議が起きてもおかしくはないのです。
そしてクリスマスに生まれたイエス・キリストは愛と憐れみ、清さと正義、全能の主なる神なのです。私たちの住む世界は戦いや災害、犯罪などが横行し、まさしく闇に覆われたような世界ですが、天からの聖い光が一筋差し込んだのが、クリスマスなのです。
「光は闇の中に輝いている。そして、闇はこれに打ち勝たなかった」と聖書にあります。
みなさんの人生にも、聖い光が差し込むクリスマスとなりますように、お祈りしています。

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