臆病でも大丈夫

出演者
阿部頼義
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.05.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 士師記 6章12節
放送日
2025.05.14

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「世の光」の時間です。私は、神奈川県海老名市にあるグレースガーデンチャーチ牧師の阿部頼義です。今日は、「臆病でも大丈夫」というテーマで聖書からメッセージをお届けします。
私たちは、人間ですから、時に、弱気になったり、落ち込んだりすることがありますよね。職場での人間関係に疲れたり、相手から嫌なことを言われたりして職場に行きたくないと思うことだってあるはずです。
聖書に出てくるギデオンという人物も、弱気になり、現実逃避の中で、密かに暮らしていた人物でした。彼は、元々戦士だったのですが、敵から逃れて、細々と生活していたのです。聖書を読むと、この時彼は、戦場ではなく、隠れた場所で小麦を打っていたと書いてあります。
彼は、相手の強さに圧倒され、自信を喪失し、本来いるべき場所、本来やるべきことから逃げていました。しかし神は、そのような臆病なギデオンに「力ある勇士よ、神である私があなたとともにいる」と語られたのです。
ここには、2つのメッセージが込められています。まず神は「力ある勇士」だと励ましている、つまりギデオンの潜在能力を認めているんですね。ギデオンにとっては、自分が戦士であることを思い起こすことばだったのだろうと思います。
そして2つ目は、「神があなたと共にいる」というメッセージです。「あなたは1人じゃない。倒れた時にあなたを支えている神が、あなたのそばにいるんだよ」と、慰めのメッセージを語っているのです。
ギデオンは、このことばを聞いた後、いきなり、誇り高き戦士に変わったわけではありません。むしろ、弱気で臆病なままでしたが、信仰によって、神に信頼するものへと変えられていったのです。皆さんの人生の中でも、時には、失敗を恐れて臆病になったり、自分の殻に閉じこもったりすることがあるのではないでしょうか。そのような期間が必要な時もあるでしょう。でも、神はそのような時にも、私はあなたとともにいる、臆病なままのあなたでいいから、私に信頼しなさい、と語ってくださっているのです。あなたもそんな神に信頼してみませんか。今日も、皆さんの上に、神様の励ましがあるようにお祈りします。

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