人生の嵐の中でも希望を持つ

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.08.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 8章26、27節
放送日
2025.08.09

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「世の光」の時間です。この一週間、皆さんと新約聖書のマタイの福音書を読み続けることができたことは私にとって大変感謝なことでした。今日は「人生の嵐の中でも希望を持つ」というテーマで新約聖書マタイの福音書8章26、27節からお話します。

「イエスは言われた。『どうして怖がるのか、信仰の薄い者たち。』それから起き上がり、風と湖を叱りつけられた。すると、すっかり凪になった。人々は驚いて言った。『風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどういう方なのだろうか。』」

人生には、突然の嵐のような試練が訪れることがあります。SNSでの誹謗中傷、予期せぬ経済の変化、健康や未来への不安、家族や介護の問題…。時には、自分ではどうにもできない問題に巻き込まれることもあるでしょう。そんな時「どうしたらよいのか」と戸惑い、不安を感じるのは自然なことです。
今日の聖書の場面では、弟子たちもガリラヤ湖を船で渡る時に、突然の嵐に見舞われました。船は激しく揺れ、波が押し寄せ、弟子たちは必死にイエスに助けを求めます。するとイエスは「どうして怖がるのか」と語り、風と湖を静められました。弟子たちは驚きました。彼らは、このような出来事を通して、イエスがただの先生ではなく、自然をも支配する神であることを学んでいったのです。
今の時代も、突然の試練に直面することがあります。問題が大きすぎて、自分では解決できない…そんな時、私たちはどこに希望を置くべきでしょうか。聖書は「イエスにより頼むこと」を示しています。イエスは、昔も今も変わらない神であり、私たちの不安や恐れを受け止めてくださる方です。人生の嵐に巻き込まれそうになった時にこそ、迷わずイエスの名を呼び求めてみませんか。皆様の上に、イエスの祝福が豊かにありますように。心からお祈りいたします。

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