人生に意味をもたらす信仰の道
- 出演者
- 福井 誠
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2025.08.08
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マタイの福音書 8章19、20節
- 放送日
- 2025.08.08
「そこに一人の律法学者が来て言った。『先生。あなたがどこに行かれても、私はついて行きます。』イエスは彼に言われた。『狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕するところもありません。』」
現代社会では、多くの人が「安定」を求めて生きています。良い大学、良い会社、安定した収入——それらを得ることで安心できる、と考えるのは自然なことです。しかし、それだけでは満たされないものがある、と感じている人も少なくありません。人生の充実感は人それぞれですが、「何を得たか」という結果だけではなく、「何のために生きているのか」という目的を持つことが大切なのです。
今お読みしたマタイの福音書8章には、ある聖書の専門家、律法学者がイエスに「どこに行かれても、私はついて行きます」と申し出る場面があります。熱意あることばですが、イエスは「人の子には枕するところもありません」と答えました。これは、信仰の道が物質的な安定や成功を約束するものではなく、「人生の目的を深く考え、本当に心を満たすものを求める歩み」であることを示しています。
いわば、人生の意味を突き詰めていく道です。それは決して堅苦しい生き方ではなく、むしろ「得たものをどう活かすか」「自分がこの世に生まれてきた使命は何か」を探る歩みです。
そのような挑戦が祝され、あなたの人生がより豊かになりますように。神の祝福が満ち溢れますようにと、祈ります。
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