神のことばの力を信じる

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.08.05
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 8章8節
放送日
2025.08.05

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「世の光」の時間です。今週は、福井誠が担当しています。夏休みを過ごされている方もおられるかもしれませんが、お変わりないでしょうか。今日は「神のことばの力を信じる」というテーマで、新約聖書マタイの福音書8章8節からお話しをします。

「しかし、百人隊長は答えた。『主よ、あなた様を私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばを下さい。そうすれば私のしもべは癒やされます。』 」

マタイの福音書には、ローマ軍の百人隊長の物語が登場します。彼はユダヤ人ではなかったので、当時の社会では「神に近づく資格がない」と考えられていました。実際、ユダヤ人以外の人が神殿に入ることは制限されていたのです。しかし、ある日、彼の部下が重い病にかかり、命の危険にさらされました。彼は助けを求めるためにイエスのもとへ行き、こう言いました。
「主よ、あなた様を私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばをください。そうすれば私のしもべは癒やされます」
このことばから百人隊長は、イエスの権威を認めていたことがわかります。彼自身も軍隊を指揮する立場にあり、命令が即座に実行されることを知っていました。だからこそイエスのことばにも同じ力があると信じたのです。それは、イエスを「万物を支配する神」として受け入れる信仰でした。
聖書のことばにはこんな場面があります。「神が『光あれ』と言われると、光があった」神はことばによって世界を形作られました。神が命じられると、その通りのことが起こるのです。神のことばには、力がある、そして私たちの人生に変化をもたらすという信仰を持ちたいものです。そして、困難に直面したり、何か確かな拠り所を求めたいと思ったりする時にこそ、「神のことばをいただこう」という信仰を持ってみませんか。神のことばの力があなたの人生にも働きますように。

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