罪人(つみびと)

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.02.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 3章10節
放送日
2025.02.18

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
「クリスチャンになって、自分を好きになることができた!」という人に、よくお会いします。イエス・キリストによってもたらされる新しいいのちは、私たちを決定的に変えます。
一方で、クリスチャンになっても「自分のことを好きかどうかはわからない」と感じる人もいます。実は私自身もそうです。未だに自分のイヤなところ、結構あります。
ただ、それは別におかしいことじゃないと思うんですね。むしろ聖書は、「人間には罪がある」と語ります。自己中心や嫉妬、嘘、人を赦せない思いなど、口に出さなくても私たちの内にはモヤモヤドロドロした成分がたくさんあります。それらは私たちの罪から生まれるのです。
「義人はいない。一人もいない」これは聖書のローマ人への手紙3章10節に書かれていることばです。義人、すなわち正しい人なんて誰もいない。誰もがみんな、罪を犯す存在だと言われているのです。
でも、「あなたは罪人です」と言われて、正直良い気分はしませんよね。「私、まじめに生きているんですけど!」と抵抗感をおぼえる方も多いと思います。何を隠そう、私がそうでしたから。
実は、聖書がいう「罪」は、犯罪で逮捕されるようなことだけを指しているのではありません。罪とは、神から離れ、神に背を向けている状態です。それがキリスト教のいう罪なのです。
そうするとどうなるのでしょうか。神から離れてしまっているので、本来与えられた力を十分に活かせません。いわゆる犯罪も、私たちの虚しさや憎しみ、人を愛せない現実も、そしてこの世界のいろいろな問題も、罪から生まれてくるのです。
では、どうすればこの罪の問題を解決できるのでしょうか。諦めるほかないのでしょうか。私たちは苦しみ続けるほかないのでしょうか。
いいえ、救いの道があります。神は、私たちを愛し、手を差し伸べてくださいました! 明日から、このことについてお話しします。

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