喜ぶこと 泣くこと

出演者
中條信治
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2025.07.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 12章15節
放送日
2025.07.10

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「世の光」の時間です。日本バプテスト連盟宮崎キリスト教会の牧師、中條信治です。
宮崎キリスト教会には、みくに幼稚園という乳幼児の保育施設があります。キリスト教会の保育施設ですので、お祈りや讃美歌を歌ったり、聖書のことばの暗唱などをしています。毎日、各クラスで礼拝を守ります。また、毎週月曜日は、全園児が教会の礼拝堂に集まり礼拝を守ります。私は聖書のお話を担当しています。私は、自分の聖書を子どもたちに見せながら「聖書は、神様のことイエス様のことが書いてあるとっても素晴らしい本です」と言ってからお話を始めます。
本日は、ローマ人への手紙12章15節「喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい」ということばについて考えてみたいと思います。ローマ人への手紙は、初期のキリスト教会の伝道者であるパウロが当時の地中海世界を統治していたローマにある教会の人々へ宛てて書いたものです。
さて、私たちの人生には、喜びがあります。また、困難や苦しみや痛みがあり、涙を流すこともあるでしょう。また、自分の周りの人が喜んだり、泣いているのを見ることもあるでしょう。この聖書のことばを聞いて「共感する」、「寄り添う」ということを思い浮べた方もおられると思います。
イエス・キリストは、当時の社会で差別され、小さくされた人たちと共に食事をし、喜びを分かち合ったり、家族を失い悲しんでいる人たちに寄り添い、共に涙を流されました。私たちのために十字架にかかり、復活され、今も生きて働いておられるイエス・キリストは、私たち一人ひとりに共感し、寄り添ってくださっています。イエス・キリストはどのような時にも共にいてくださることを、心を開いて受け止めていきましょう。そして、イエス・キリストと共に喜び、イエス・キリストと共に泣く歩みをしてまいりましょう。その時にこそ、わたしたちも他者と共に喜び、泣くことができるのです。

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