生き方で神のことばを語る預言者ホセア①

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.07.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] ホセア書 1章
放送日
2025.07.17

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。 
旧約聖書のホセア書からお話しします。
ホセアは、自分の家庭を人々に見せることで、神のことばを語った珍しい預言者です。ホセアの家庭と当時の国は、ともに似たような問題を抱えていました。まず国は、南北に分裂し、人々は、まことの神に背を向けて、異教の神々を拝んでいました。それでは、ホセアの家庭は、どんな問題を抱えていたのでしょう。
ホセアは、ゴメルという女性を妻としました。ゴメルは3人の子どもを産みました。その子の内二人は、ゴメルが浮気をして産んだ子のようなのです。
ゴメルが生んだ最初の子は「イズレエル」と名付けられました。後の子はそれぞれ「ロ・ルハマ」「ロ・アンミ」と名付けられました。子どもたちの名前には不吉な意味がありました。「イズレエル」は、よく戦場となった地名でした。次の子の「ロ・ルハマ」は、「あわれまれない」という意味であり、3番目の子の「ロ・アンミ」は「わたしの民ではない」という意味でした。ホセアは神に命じられてこんな名前をつけて、異教の神々に浮気をしている人々に神のことばを語ったのです。
まず神は、人々に3つの約束をしています。一つ目は、「ロ・ルハマ」あわれまれない者であった人々を神はあわれんで、彼らの子たちを増やすという約束で、2つ目は、あなたがたは「ロ・アンミ」つまり神の民とはいえない者たちであったが、再びあなたがたは「神の民」と言われるようになるという約束で、そして3つめは、分裂した王国は一人の王を立ててひとつになるという約束でした。
その日は「イズレエルの日」と言われています。イズレエルということばには「神が種を蒔く」という神の祝福の意味があったのです。
神は、神の民を回復させ、ひとつにし、祝福することを約束されました。ホセア書のこの話は実は私たちにも関係のあることです。
明日もホセア書からお話しします。

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