マリアの賛歌2 神への信仰

出演者
中山信児
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

もっと詳しく見る

アップロード日
2024.12.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 1章46-55節
放送日
2024.12.10

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。菅生キリスト教会牧師の中山信児です。
今週は、新約聖書ルカの福音書に記された、神をたたえる賛歌をご紹介しています。
イエス・キリストの母マリアは、マリアの賛歌の中で「ご覧ください。今から後、どの時代の人々も 私を幸いな者と呼ぶでしょう」と歌いました。神に向かって「あなたが私にしてくださった素晴らしいことを、どうぞご覧ください」と言っているかのようです。
マリアの賛歌が歌われてからおよそ2000年、今日に至るまで、世界中の人々の間で、この賛歌は読まれ、歌われ、聴かれてきました。マリアが「今から後、どの時代の人々も」と歌ったとおりになったのです。これを「預言の成就」ということもできるでしょう。
マリアは、続けて「力ある方が、私に大きなことをしてくださったからです」と歌い、神の力強さとその御業の大きさをほめたたえます。マリアは謙遜な女性でしたが、神が光を当ててくださった時に、物陰に隠れるようなことはしませんでした。身を低くしながらも、信仰をもって神を見上げ、その恵みをしっかり受け止めました。そこに謙遜でありながら芯の通ったマリアの信仰の姿勢があります。
マリアの信仰は、神を恐れる信仰でした。
「その御名は聖なるもの、主のあわれみは、代々にわたって 主を恐れる者に及びます」と歌われているとおりです。この恐れは、神を怖がるということではありません。聖く、あわれみふかく、知恵と力に満ちた偉大な神を、心から敬い、あがめることが、神に対する正しい恐れです。神への正しい恐れは、恐怖心を追い払い、私たちを神の御前に導いてくれます。
マリアのように、信仰をもって神を見上げ、まっすぐに神の救いと恵みを受け止める者でありたいと思います。
皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ