教会の鐘の音は希望の響き

出演者
水谷 潔
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.08.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 10章11節
放送日
2024.08.16

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「世の光」の時間です。愛知県春日井市にあります、春日井聖書教会・協力牧師の水谷潔です。 
 「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」これは、平家物語の書き出しのことばです。お寺の鐘の響きは、趣のあるものですが、以前、私は、お寺の鐘の響きと教会の鐘の響きを比較する文章を読んだことがあります。それは昔、活躍されたある日本人牧師が記したものです。
 その概要を私なりのことばでお伝えしますと、お寺の鐘は外から打つので、ゴーンという憂いのある響きがする。一方、教会の鐘は内側から鳴らすのでカーンという明るい響きがする。そのように、イエス・キリストを救い主として、内側に迎えるなら、変わることのない希望が与えられます、という内容です。
 教会の鐘の響きは、私たちに希望を感じさせるものですが、もし、私たちが、自分の外側に希望を見出そうとするなら、どうでしょう?希望を持てる時もあれば、持てないときもあるでしょう。なぜなら、私たちの外側は、常に移り変わっていくからです。 
 しかし、いつも変わることなく希望を与えてくださるイエス・キリストが、私たちの内側にいらっしゃるなら、どうでしょう?イエス様が、教会の鐘のように、内側から私たちに働きかけてくださるなら、私たちは、外側の状況に影響されることなく、いつでも希望を響かせることができるのではないでしょうか。 
 新約聖書のローマ人への手紙10章11節は、こう記しています「 聖書はこう言っています。『この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。』」 
 「この方」とはイエス・キリストです。イエス様に信頼するなら、失望はありえません。失望しそうな状況が訪れても、失望で終わることはないのです。試練や苦しみの真ん中にあっても、ご自分を信頼する者に、イエス様は希望を与えてくださいます。 
 お寺や教会の鐘の音を聴くことがあったら、ぜひ、今日のお話を思い出してください。イエス様を救い主として心に迎えるなら、内側から、希望の響きを放つ人生が始まります。 

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