救いの訪れ

出演者
南 鎭秀
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 死や命について考えているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.07.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 2章8節
放送日
2024.07.18

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「世の光」の時間です。岩手県奥州市にある、水沢聖書バプテスト教会の牧師、ナム・ジンスウです。
今日は救いとは何かについて学ばせていただきたいと思います。聖書で分かりやすく救いについて説明している箇所があります。新約聖書、エペソ人への手紙2章8節を見ると「あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です」と書いてあります。救いとは神様から一方的に与えられる恵みのプレゼントです。
私の家族が韓国でキリスト教の宣教師として日本に行こうと決めたとき、一番心の重荷になったことは独り暮らしのお母さんでした。私たちの家族が日本に来てからも、母は元気に電話で話ができましたが、亡くなる2年程前に初期の認知症を患っていました。
母の看病のために妻は一週間程、帰国して母と共に過ごしました。いよいよ日本に戻る日になった時、母は「飛行機の切符を変えてもう1日一緒にいて欲しい、もう二度と会えないと思うから」と小さい子どものようにしきりにねだりました。妻はその時「お母さん、1日で大丈夫ですか?私たちの家族は永遠のところに行けるんですよ。お母さんも別のところに行ってはいけません」と言うと、母は「いや、私もあなたたちと一緒に暮らしたい。私は今、どうしたらいいの?」と答えました。「お母さん!地上でも引っ越したら住民票も移しますよ。これから天国の住民票をつくりましょう」すると母は、「言う通りにするから」と妻の祈りについて祈っている途中、大声で泣きました。それから不思議に安心した顔をして「もう私は大丈夫!日本へ戻ってもいいよ」とまるで別人になったように、平気で別れを告げることができました。
今は、母の名を呼んでもあの懐かしい声を二度と聞くことはできませんが、聖書の約束どおり、いつか天国の再会を期待しながら、その日を待ち望んでいます。
皆さんぜひ、お近くの教会へいらしてください。必ずイエス様のお導きを体験できると思います。

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