宿営の外で焼かれる罪のきよめのささげ物とキリスト

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.05.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 出エジプト記 29章
[新約聖書] ヘブル人への手紙 13章12節
放送日
2024.05.16

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書出エジプト記27章から30章で、神を礼拝するところである幕屋と、幕屋で奉仕する祭司について神が命じられていることをお話ししています。
今日、明日は、29章で語られている祭司の任職式について、神が命じられていることをお話しします。
まず任職式のために準備するものが命じられています。
準備するのは、若い雄牛一頭、傷のない雄羊二匹。また、種なしパンというイースト菌を入れないナンのような形のパン、それと種なしパンに油を混ぜた輪形のパン、そして種なしパンに油を塗った薄焼きのパンでした。
これらのものを準備して、祭司となる人たちの全身を水で洗いきよめます。それから、神の定められた装束を着せ、彼らの頭に油を注ぎます。
それから準備した若い雄牛を「罪のきよめのためのささげ物」として神が定められた通りにささげるよう命じられています。
まず雄牛の上に手を置いて、その人の罪を負わせ、その雄牛を屠って、その血を祭壇の四隅の突起物に塗り、その血を祭壇の土台に注ぎます。雄牛の内臓を覆っている脂肪などを取り出して、これらを祭壇の上で焼いて煙にします。
それ以外の雄牛の肉や皮と汚物は、祭壇ではなく、宿営の外で焼かなければなりません。
これらのことを行うのが「罪のきよめのためのささげ物」であり、このささげ物は、祭司たちの罪をきよめるために行われました。
この宿営の外で焼かれる「罪のきよめのためのささげ物」は、キリストの十字架を指し示すものであると新約聖書のへブル人への手紙が教えています。
へブル書13章12節にこのようにあります。
「それでイエスも、ご自分の血によって民を聖なるものとするために、門の外で苦しみを受けられました。」
キリストは、十字架の血によって、私たちの罪をきよめて下さったのです。

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