おことばをください⑥

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.04.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 7章
放送日
2024.04.27

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
私の担当する週は、ルカ福音書からご一緒に聖書を学んでいます。今週はルカ7章からイエス様が「これほどの信仰を見たことがありません。」と言われた百人隊長のお話を見ています。
百人隊長は自分に「イエス様を自分の家にお入れする資格はない」と思っていました。彼にとって、資格とは、信仰があるかないかでした。しかし信仰の資格とは、自分にかけてくださる神のことばを信頼し、自分に生きて働く神のことばを信じる信仰です。いや自分にだけではない。誰かにも生きて働く信仰だと信じる姿にもすでにその信仰は始まっているのです。イエス様は百人隊長に言われました。「これほどの信仰を見たことがありません」つまり「あなたはすでにその一線を越えている。」イエス様はすでに彼の中に信仰を見出しておられました。彼が自覚的に信じているかどうか以前に、イエス様は彼の信仰を見つけてくださっていたのです。
後は彼が認めるだけなのです。イエス様から「信仰がある」と言われたら、認めるだけなのです。「いやいやいや」「自分はまだまだです」と言ってはいけません。一線を引いてきたその一線が違っていたのです。自分で引いた一線が自分を縛っているということもあるでしょう。「クリスチャンになる」という自分の目の前にある一線は、果たして聖書の言っている一線かどうかをよく考える必要があります。百人隊長もそうでした。ユダヤ人長老が「会堂建ててくれたからあなたには資格があるよ」と言われても、信用できませんでした。「それで大丈夫」だとは思えなかったのです。しかし、イエス様が、「あなたがいるその信仰の場所は、もう一線を超えたところにいる。しかも、イスラエルの中でもあなたのような、これほどの信仰を見たことがない」と言ってくださったのです。本人は驚いたでしょう。自分に信仰があるとは思っていませんでした。しかし、それを見たことがない、これほどの信仰だと言ってくださる神様がおられたのです。今日、ラジオの前でお聞きの皆さんの中にも、すでにその信仰は始まっているのではないでしょうか。イエス様が「十分立派だ」と言ってくださる信仰があるからこそ、このラジオをお聞きなのではないかと思います。ぜひぜひ、聖書を読んでください。そして、イエス様を主だと信じられるならば、もうあなたの信仰は始まっているのです。

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