正しい人が増える喜び

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2024.04.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 29章
放送日
2024.04.11

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか?福井誠が担当する第四日。継続は力なり。日々聖書を読み深めるなら、自然に養われてくるものがあるものです。今日は、箴言29章から読んでまいりましょう。今日は、「正しい人が増える喜び」と題してお話します。旧約聖書箴言29章2節をお読みします

正しい人が増えると、民は喜び、悪しき者が治めると、民はうめく。

ある意味で、当然のことを言っています。確かに正しい人が増える社会は、安心できる社会、平和な社会、社会の住人が喜ぶのもよくわかります。そして、悪い人が、組織の長、国の長になったら、これは最悪です。世界のニュースを見ていれば、それは一目瞭然、聖書は、ありのままの現実を語っているようです。しかし、正しい人ってどういう人でしょう。感覚的にはわかる気がしますが、具体的にそれはどういうことを言うのか。箴言の著者が29章で語っている言葉を拾い集めてみるとなるほど、なるほどです。
まず正しい人は、正義を持って国をしっかり治める人です。重税を取り立てたり、人を粗末にしたりはしません。また、正しい人は、人を陥れようとはしない人です。人の権利をきちんと守る人です。また正しい人は、弱い者に配慮する心のある人です。悪い人には、弱い者への心遣いなど微塵もありません。また正しい人は、争い事をかきたてるようなことをせず、むしろ、治めようとします。さらに正しい人は、敵のためにも祈ることができる人です。頭に来るようなことがあっても、感情的になって怒鳴ったりせず、むしろぐっと我慢し、事の成り行きを見ていく、人間的な力量のある人です。
確かに、こうした正しい人が増える社会は、実に安心感のある社会です。たとえ誰かが物事に失敗するようなことがあっても、やり直しのために努力できそうな社会です。そんな社会があればよいな、と思うことはありませんか?しかし、そんな社会ができるのも、まずは、この私の意識から、と言うのが本当ではないでしょうか?神の助けを得ながら、正しい人が増える、私はその一人でもあると覚えたいものです。

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