永遠から逆算で生きる

出演者
水谷潔
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき
  • イースター

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アップロード日
2024.04.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 15章58節
放送日
2024.04.06

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「世の光」の時間です。愛知県春日井市にあります春日井聖書教会、協力牧師の水谷潔です。
イエス・キリストは十字架の上で死なれ、墓に葬られ、三日目によみがえられました。そのことによって、イエス様を信じる者たちに永遠のいのちが与えられています。
永遠のいのちは肉体が死んでからではなく、イエス様を信じた時から、与えられる恵みです。クリスチャンはこの地上から既に永遠を生きているのです。この世がすべてではなく、地上の歩みが永遠につながっているとしたら、どうでしょう。地上で終わることのないもの、永遠につながるものを大事にするようになります。また、永遠を思う時に、この地上の苦しみや悲しみも一時的なものとなり、それらを乗り越えていく力が与えられます。
そのように永遠のいのちは、永遠からの逆算で、この地上を生きる指針、そして、力となります。キリスト教の伝道者パウロは、新約聖書、コリント人への手紙第一15章58節で、そのことをこう記しています。「ですから、私の愛する兄弟たち。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄でないことを知っているのですから。」
「死後によみがえり、永遠を生きるのだから、動揺せずに、いつも主のわざに励みなさい。」とパウロは勧めます。これは、地上で終わることばかりに目を留めず、神様を愛し、人を愛する歩みに励むようにとの語りかけです。なぜなら、地上で注いだ愛は、死後に、豊かに報われるからです。
また、パウロは「自分たちの労苦が無駄ではないことを知っていますよね」と確認します。神様と人々を愛してゆこうとすれば、そこには様々な労苦が伴います。しかし、その労苦は無駄ではなく、死の向こう側で必ず神様が、報いてくださいます。パウロは、永遠の世界での豊かな報いをもって、神のわざに励み、様々な苦しみを乗り越えるように力づけています。
どうでしょう。この世で終わるものより永遠にまで続くものを大切にしていく人生。永遠を思い、様々な苦しみを一時的なものとして受け止め、乗り換えていける人生。永遠からの逆算で歩む確かな人生。そんな人生を歩みたいとは願いませんか。

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