永遠のいのち

出演者
佐藤明男(IGLグループ チャプレン)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 愛する人を失ったとき
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2023.09.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章26節
放送日
2023.09.30

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「世の光」の時間です。広島市にあるIGLグル―プの認定こども園と高齢者介護施設でキリストの福音を伝えるチャプレンをしている佐藤明男です。
昨年、一人の女性が天の御国へ帰られました。天に召される直前、彼女は苦しい息の中で、枕元にいた娘さんに、次のように言い残されました。「人は死が日々迫って来たとき、どうしたらよいでしょう。本当に安らぎはあるのでしょうか」
私の場合、ローマ人への手紙8章26節にある、「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです」という、みことば通りであることを経験しました。
今まで大切だった聖書を手にすることも、読むことも、正直、賛美歌を聴くことすら辛くなってしまった時、もう心と身体が静けさしか受けつけない時、何が起きたかというと、神の御手の中で、聖霊の働きによって、1つか2つ、みことばや賛美歌が魂に送られてきました。
そして、ただそれらが神からの一方的な恵みと、優しい愛の注ぎであり、心と体の救いであることが分かりました。これが、天に召されるとき受けた、私の生々しい証です。
「神によって、罪赦され、救われ、天国に連れて行ってくださる約束の幸せが、死を迎える時に与えられた私の喜びでした。私の人生の中で受けた誘惑や、悲しみ、苦しみから助け出され、救われ、誠実に、謙遜に生きて来られた幸せを、心の底より主に感謝します。また、天でお会いしましょう。」
彼女は、最後に、「また、天でお会いしましょう」と言われました。それが、永遠のいのちに生きる私たちクリスチャンのこの世での最後の別れの挨拶なのです。

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