人に与えて惜しまない
- 出演者
- 福井誠
- 制作
- PBA太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 一歩踏み出したいとき
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- アップロード日
- 2023.08.30
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 箴言 21章25、26節
- 放送日
- 2023.08.30
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
今日は「人に与えて惜しまない」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。
「怠け者の欲望はその身を殺す。その手が、働くことを拒むからだ。この者は一日中、自分の欲望に明け暮れる。しかし、正しい人は人に与えて惜しまない」旧約聖書 箴言21章25、26節
箴言を読むと、人間らしさ、ということを考えさせられます。人間としてどう生きるのが正しいことなのか、一節一節読みながら、考えさせられるのです。たとえば、5節、人の勤勉さが挙げられます。物事を深く考えて、慎重に計画を立て実行していく。そこに人間としての正しさがあるというわけです。
また6節、悪いことをしてお金を儲けようとする人は、あとで自分の首を絞めると言います。つまり、お金を儲けようとするときには、正しいマスを使うこと、誠実さが一番だというわけです。
さらに、13節、「貧しい者の叫びに耳を閉ざす者は、自分が呼ぶときにも答えてもらえない」困っている人を見て見ぬふりをしない。助けを求めている人がいたら、耳を傾ける。それが人間らしいことだと言います。
しかし現実は、つい見て見ぬふりをする、耳を閉ざしてしまう誘惑にかられることがあるものでしょう。そこで人間性が問われるのです。あわれみのない対応をする人は、結局自分が困った時も、助けてもらえないことになる。人間として正しい生き方をしないなら、その報いを受けるのだというわけです。そして、17節、「快楽を愛する者は貧しい人となる」人間として一時の刹那的な快楽を求める生き方は間違っているということです。むしろ25、26節。欲望を満たす人生に生きるよりも、与えられているものを分け与える人生を生きる、これが人間として正しいことだと言います。与えられているもの、それは才能であり、時間であり、また、お金でしょう。それらをどう用いるのか、まさに人間性が見られるところです。では、今日もよき一日となるように祈ります。
今日は「人に与えて惜しまない」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。
「怠け者の欲望はその身を殺す。その手が、働くことを拒むからだ。この者は一日中、自分の欲望に明け暮れる。しかし、正しい人は人に与えて惜しまない」旧約聖書 箴言21章25、26節
箴言を読むと、人間らしさ、ということを考えさせられます。人間としてどう生きるのが正しいことなのか、一節一節読みながら、考えさせられるのです。たとえば、5節、人の勤勉さが挙げられます。物事を深く考えて、慎重に計画を立て実行していく。そこに人間としての正しさがあるというわけです。
また6節、悪いことをしてお金を儲けようとする人は、あとで自分の首を絞めると言います。つまり、お金を儲けようとするときには、正しいマスを使うこと、誠実さが一番だというわけです。
さらに、13節、「貧しい者の叫びに耳を閉ざす者は、自分が呼ぶときにも答えてもらえない」困っている人を見て見ぬふりをしない。助けを求めている人がいたら、耳を傾ける。それが人間らしいことだと言います。
しかし現実は、つい見て見ぬふりをする、耳を閉ざしてしまう誘惑にかられることがあるものでしょう。そこで人間性が問われるのです。あわれみのない対応をする人は、結局自分が困った時も、助けてもらえないことになる。人間として正しい生き方をしないなら、その報いを受けるのだというわけです。そして、17節、「快楽を愛する者は貧しい人となる」人間として一時の刹那的な快楽を求める生き方は間違っているということです。むしろ25、26節。欲望を満たす人生に生きるよりも、与えられているものを分け与える人生を生きる、これが人間として正しいことだと言います。与えられているもの、それは才能であり、時間であり、また、お金でしょう。それらをどう用いるのか、まさに人間性が見られるところです。では、今日もよき一日となるように祈ります。
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