荒野にすむほうがまだましだ

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 眠れないとき
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2023.08.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 21章19節
放送日
2023.08.29

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。
今日は「荒野にすむほうがまだましだ」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。「争い好きで、苛立つ女といるよりは、荒野に住むほうがまだましだ」旧約聖書 箴言21章19節
このことばは、同じ箴言21章の中で言い換えられています。9節ですが、「争い好きな女と一緒に家にいるよりは、屋上の片隅に住むほうがよい」とあります。どうやら、これは、いっときの関係のことを言っているのではないのでしょう。争い好きな女、あるいは争い好きで、いつも苛立っているような女性と一緒に暮らすことは大変なことだと言っているようです。もちろん、ここでは、「争い好きな女」とありますが、逆、つまり「争い好きな男」もまた同じでしょう。
女であれ、男であれ、いつも何か人を批判せずにはいられない人、人のあらを探して話題にし、毒づいているような人の話を聞かされる羽目になることはあるものでしょう。
しかし、それが当たり前のようになっているような人と、一生涯共に暮らしていくなど大変なことです。荒野に住む方がまだまし、あるいは、屋上の片隅に住む方がよい、というのはよく理解できることです。大切なのは人間も様々であり、箴言の著者は、やはり人の性質をよく見抜いて生涯の伴侶を選択すべきことを語っているのではないでしょうか。
人というのは、しばしば、表面的なお付き合いでは決してわからない部分があるものです。一緒に何か複雑な仕事をしてぶつかってみて、初めて見えて来たりする部分があるのです。傷ついて荒野に住む方がまだましだ、と思うような人生を歩まないためには、人とは時間をかけてお付き合いすること、そして、何よりも人の性質を見抜く目をしっかり養うことなのでしょう。そのためには、やはり知恵の書である聖書に深く親しむことが大切です。では、今日もよき一日となるように祈ります。

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