生きる励まし・2

出演者
奥田 久良(気仙沼聖書バプテスト教会)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.08.22
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 19章
放送日
2023.08.22

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「世の光」の時間です。宮城県気仙沼市にある、気仙沼聖書バプテスト教会の顧問牧師、奥田久良です。ひと時、聖書の話をお聴きください。
昨日は、ザアカイという「取税人のかしらで、金持ち」の話をさせてもらいました。彼は、社会的な立場と財産を得ましたが、幸せではありませんでした。当時はローマ帝国の支配下にあって、ローマに仕える者を、人々はさげすんでいました。イエス様がザアカイの家に行かれると、人々はこう言ったと書いてあります。「あの人は罪人のところに行って客となった」。
「罪人」というのは、いわゆる「悪人」とはまた違います。教会に行くと、「私たちは罪人です」と言われます。「こんなに一生懸命に生きているのに、悪人呼ばわりするとは」と反発する方がおられます。聖書の言う「罪」は、神様が教えてくださっている祝福される生き方から、ずれていることを言います。
神様のみ教えに聴かないと、どうしても自分中心な生き方になってしまいますね。その結果、人ともぶつかるでしょう。さらに、犯罪に走ってしまうこともあるでしょう。それは、神様のみ教えに聴かないことの結果なのです。
ある時、ザアカイの町に、イエス様が来られました。彼はぜひ会いたいと思いました。人のうわさでは、イエス様は自分と同じ取税人の家で食事をされたと聞きました。それを宗教指導者たちが批判すると、「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人です」と言われたと聞きました。人から悪く言われて傷ついている者に、優しく接してくださるイエス様に、ザアカイは会いたいと思いました。
でも、人々は、ザアカイに道を開けてくれません。それで彼は「いちじく桑の木に登った」と書いてあります。どうしても、諦められなかったのですね。そんなザアカイに、イエス様は言われました。「今日、あなたの家に泊まることにしている」。イエス様は、どんな方だろう。あなたも関心をもって、会いたいと思うなら、イエス様はあなたの心に来てくださいます。
明日は、イエス様を迎えたザアカイがどうなったか、もう少し聖書を読んでいきたいと思います。明日も是非お聴きください。「世の光」を聴いてくださっているあなたに神様の恵みがありますように。今朝は、この辺で失礼します。

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