ルカの福音書 133

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • HAPPY

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アップロード日
2023.08.05
カテゴリ
人物・人生
放送日
2023.08.05

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。イエス様のことばから人生の幸せを考える一週間を過ごしてきました。
私は牧師になり、いわゆる経済的に豊かだという経験はしてきませんでした。私の趣味は料理なのですけれども、学生たちをたくさん家に招いて、ご飯を食べさせる。趣味と実益を兼ねていました。ひき肉料理が得意です。どれだけ体育会系の学生が来ても数をこなせる。私の娘が4歳か5歳の時に、実家に帰って両親がすき焼きをしてくれたことがあります。すると、娘がそのすき焼きのお肉で「お父さんこのひき肉おいしいね」と満面の笑みで言いました。「ああ、この子にとって肉とはひき肉なんだな」と孫をあわれんでいる母の顔を思い出します。
また、いつも安く回っているお寿司屋さんに行きます。しかし、子どもたちが夜の眠る前のお祈りで、「今日は神様、お寿司がたくさん食べられて感謝です。この家の子どもでよかったです」と祈ってくれる。何という幸せな時間でしょうか。また、本当に妻には苦労をかけました。しかし、妻は一度たりとも「貧しい」などとは言いませんでした。「おいしいね」「お父さんが働いてくれるおかげだね」小さな幸せかもしれません。神様を信じて生きる者たちの幸せ、神を信じて生きる者たちだからこそ出る、互いにかけあう感謝のことば。「イエス様だったらなんと言われるだろうか」と互いに想像しながら生きるからこそ、生まれていく愛。それはやはり、誰がなんと言おうとも、誰になんと言われようとも、確かに幸せなのです。イエス様に出会ったからこその幸せ、イエス様がいてくださるからこその幸せです。
今日も、私たちは幸せになりたいです。お金に満ち足りていても得ることができない幸せを得たいと思います。大いなる力に助けられ、神の近くにいることで体感できる幸せに生きていきたいと思います。お祈りをし、賛美をし、大胆に泣いて説教に応答するところで得られる幸せがキリスト教会にはあります。これまでの人生で、神を神として求めることをしなかった私たちのカラカラに飢え渇いている自分の心に、教会で気が付いていきたいと思います。そこで「貧しく」祈るのです。そこから本物の神を求める人生の幸せが始まります。私たちの心は教会で満たされるのです。

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