運が悪いと逃げるな
- 出演者
- 福井誠
- 制作
- PBA太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
- 一歩踏み出したいとき
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2023.06.29
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 箴言 19章3節
- 放送日
- 2023.06.29
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。
今日は「運が悪いと逃げるな」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。
「人の愚かさは自らの道を滅ぼす。その心は主に向かって激しく怒る。」
旧約聖書 箴言19章3節
箴言の著者は言います。人間は人生に失敗すると、自分の愚かさを棚に上げて、天の神に向かって毒づくと。「神がこんな災いをくだしたのだ」と。「なんだよ、神っていう存在は」というわけです。「いや、私はそんなふうには言わない。そもそも神なんているわけがない」「まあ…運が悪いんだ」という人もいるでしょう。しかし、それも同じです。著者が言いたいのは、災いだと思われる状況の中で、安易に神や運を持ち出して逃げない、むしろ、自分の失敗の原因をよく考えることだと言うことでしょう。
松下幸之助という大会社の社長は、採用面接で「あなたは運がよいですか、運が悪いですか」と質問して「運が悪い」と答えた人を不採用にしたといいます。というのは、人は失敗をすると、自分の能力が劣っていたためだとは思いたがらないし、かと言って、能力を高めようと辛い努力をするわけでもない。「運が悪い」と物事をごまかして生きることが多いからです。
本当に評価されるべき人間は、自分の愚かさや手に負えない状況によって、失敗したと思わされるようなことがあったら、そのことを素直に認められる人です。そして、だれ彼のせいにするのではなくて、すべては自分のせいと認めて、諦めずに努力する人です。
そもそも人間は裸で何も持たずに生まれて来たものです。そして、すべては神に与えられているものです。恵み豊かな神を信頼し、必ず道は開けると勇気をもって失敗を見直し、学んで悟り、必要な力を身に着けて、再度物事にチャレンジしていく者でありたいものです。
では、今日もよき一日となるように祈ります。
「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。
今日は「運が悪いと逃げるな」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。
「人の愚かさは自らの道を滅ぼす。その心は主に向かって激しく怒る。」
旧約聖書 箴言19章3節
箴言の著者は言います。人間は人生に失敗すると、自分の愚かさを棚に上げて、天の神に向かって毒づくと。「神がこんな災いをくだしたのだ」と。「なんだよ、神っていう存在は」というわけです。「いや、私はそんなふうには言わない。そもそも神なんているわけがない」「まあ…運が悪いんだ」という人もいるでしょう。しかし、それも同じです。著者が言いたいのは、災いだと思われる状況の中で、安易に神や運を持ち出して逃げない、むしろ、自分の失敗の原因をよく考えることだと言うことでしょう。
松下幸之助という大会社の社長は、採用面接で「あなたは運がよいですか、運が悪いですか」と質問して「運が悪い」と答えた人を不採用にしたといいます。というのは、人は失敗をすると、自分の能力が劣っていたためだとは思いたがらないし、かと言って、能力を高めようと辛い努力をするわけでもない。「運が悪い」と物事をごまかして生きることが多いからです。
本当に評価されるべき人間は、自分の愚かさや手に負えない状況によって、失敗したと思わされるようなことがあったら、そのことを素直に認められる人です。そして、だれ彼のせいにするのではなくて、すべては自分のせいと認めて、諦めずに努力する人です。
そもそも人間は裸で何も持たずに生まれて来たものです。そして、すべては神に与えられているものです。恵み豊かな神を信頼し、必ず道は開けると勇気をもって失敗を見直し、学んで悟り、必要な力を身に着けて、再度物事にチャレンジしていく者でありたいものです。
では、今日もよき一日となるように祈ります。