「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。
今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は「知恵のある女、愚かな女」と題してメッセージをいたします。
箴言14章1節「知恵のある女は家を建て、愚かな女は自分の手でこれを壊す」
知恵のある女、愚かな女、興味深い対比と思う人は多いでしょう。愚かな女だと見られたくないし、なりたくもない。では、聡明で、尊敬に値する知恵ある女は、どのようなものなのか、箴言はどのように語っているのでしょうか。
その究極的な姿を語るところから箴言は始まっています。つまり、女というのは、いずれ伴侶を得て家庭を築くのですが、女はその家庭の中心である、だから、女が愚かならば家は崩壊すると言うのです。なんともストレートな言い方です。
そこで箴言の著者は、さらに家庭を崩壊させる愚かな女がどういうものであるか、また逆に、家庭を崩壊させない知恵ある女はどういうものなのか、その特徴を対比して語ります。少し14章に書かれていることを拾い読みして、両者の違いを明らかにしてみましょう。
まず、知恵ある女や人は、無駄口を叩きません。何か口を開く時には、人の役に立つことを話します。また、何でも真に受けたり、鵜呑みにはしません。むしろ、聞かされたことや物事の先行きをよく考えます。ですから、簡単に物事に騙されたりしません。さらに、いつも物事に慎重で、冷静にことを進めます。怒りを感じることがあってもぐっと堪えます。
他方、愚かな女や人は、物事の裏を取ろうとしないので簡単に騙されます。自信過剰で、危険を顧みずに無謀な行動に出ます。また気が短く、怒りをすぐに表し、感情に流されます。また学習の効果がありません。こうであれば、家が崩壊するのも時間の問題だというわけでしょう。
家庭を築き上げる賢さを身に着けていく人生を歩ませていただきたいものです。では、今日もよき一日となるように祈ります。