知恵のある子

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 13章1節
放送日
2023.03.08

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は「知恵のある子」と題してメッセージをいたします。
箴言13章1節「知恵のある子は父の訓戒を聞き、嘲る者は叱責を聞かない」
これまで、箴言の著者は、知恵ある者や愚か者の差や、その特徴を繰り返し語り、読者に人間としてどのように人生を歩むべきかを示してきました。13章は一見同じような繰り返しに見えるところもありますが、新しい話題が加えられています。順に見てまいりましょう。
まず、今日とりあげた箇所ですが、知恵のある者は、親の忠告に耳を傾けますが、愚かな子は、それを蔑むだけです。「ああいえばこういう」と一々口答えをして、親の顔を潰してしまうのです。素直に耳を傾ければ賢くなるのでしょうが、決して忠告に耳を傾けない、そのようなとっても残念な子、あるいは残念な部下はいるものでしょう。なぜかなあと思いますが、そのような状況と言うのは現実問題としてよくあるものです。
そこで箴言の著者は言います。「知恵ある人の助言に素直に耳を傾けることは、泉の水を飲むようなものだ」と。なぜなら、元気になって、先の見通しを得ることができるからです。そして、社会のあちこちにある落とし穴に気づかされ、物事に慎重になることができます。ですから、知恵ある人は、よく先を見て動くし、誰と一緒に行動すべきかも知っています。
しかし、愚かな人はそうではありません。愚かな人は、愚かな自慢話をただ人に聞かせるだけ。自分の時間のみならず、人の時間をも浪費するのです。そのような意味では、どのような人の側にいるべきかをよく考えたいところです。知恵ある人の側にいれば、知恵ある人になります。しかし、愚かな人の側にいれば、その害を受けるのみです。
聖書のことばに耳を傾けて損はありません。では、今日もよき一日となるように祈ります。

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