心配しないで
- 出演者
- 板倉邦雄
- 制作
- PBA太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
- 元気をもらいたいとき
- 一歩踏み出したいとき
- クリスマス
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- アップロード日
- 2022.12.19
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マタイの福音書 1章18~21節
[新約聖書] ペテロの手紙第一 5章7節
- 放送日
- 2022.12.19
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「心配しないで」という題でお話いたしましょう。私たちの人生には3つの坂があるとよく言われます。上り坂、下り坂、そして「まさか」の坂です。私たちは、そうしたまさかの坂に出会いますと心配し、思い煩い、不安の中に取り囲まれてしまうのではないでしょうか?
今日は、マタイの福音書1章18~21節。人生の旅路でまさかの坂に出会ったイエス・キリストの父親となるヨセフのお話をしましょう。
さて、ヨセフはイエス様の母となるマリアと婚約していました。ところがまだ一緒にならない前に婚約者のマリアが妊娠したではありませんか。ヨセフの心はパニックになったでしょう。自分には身に覚えがないからです。さあ、どうしたらいいでしょうか?不安や恐れが、そして何よりも憂いの心がヨセフの心を支配したのです。
そして、ヨセフがくだした決断は、マリアとの婚約関係はなかったことにすることでした。 要するに、密かに離縁することだったのです。マリアを愛していましたので、マリアが世間のさらし者にならないためでした。当時、ユダヤでは婚約期間でありましても結婚とみなされ、その間に不貞があればさらし者になったからです。
ところがある夜、神の使いがヨセフの夢の中に現れて言われました。「ダビデの子ヨセフ。心配しないでマリアを妻として迎えなさい。その体内に宿っているものは聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。彼はご自分の民をそのもろもろの罪から救う者となる。」聖霊なる神様がイエス様の父親だということをヨセフは理解しました。
さて、翻って、私たちは家族のこと、学校や職場において、さまざまな人間関係で思い悩み、心配します。しかし、自分のことだけではなく、マリアのことを心配したヨセフに神の使いが夢の中に現れて解決を与えてくださったことを覚えましょう。私たちが心配し、思い煩う前に神が私たちのことを心配してくださるからです。
聖書のことばです。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」ペテロの手紙第一5章7節
今日は「心配しないで」という題でお話いたしましょう。私たちの人生には3つの坂があるとよく言われます。上り坂、下り坂、そして「まさか」の坂です。私たちは、そうしたまさかの坂に出会いますと心配し、思い煩い、不安の中に取り囲まれてしまうのではないでしょうか?
今日は、マタイの福音書1章18~21節。人生の旅路でまさかの坂に出会ったイエス・キリストの父親となるヨセフのお話をしましょう。
さて、ヨセフはイエス様の母となるマリアと婚約していました。ところがまだ一緒にならない前に婚約者のマリアが妊娠したではありませんか。ヨセフの心はパニックになったでしょう。自分には身に覚えがないからです。さあ、どうしたらいいでしょうか?不安や恐れが、そして何よりも憂いの心がヨセフの心を支配したのです。
そして、ヨセフがくだした決断は、マリアとの婚約関係はなかったことにすることでした。 要するに、密かに離縁することだったのです。マリアを愛していましたので、マリアが世間のさらし者にならないためでした。当時、ユダヤでは婚約期間でありましても結婚とみなされ、その間に不貞があればさらし者になったからです。
ところがある夜、神の使いがヨセフの夢の中に現れて言われました。「ダビデの子ヨセフ。心配しないでマリアを妻として迎えなさい。その体内に宿っているものは聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。彼はご自分の民をそのもろもろの罪から救う者となる。」聖霊なる神様がイエス様の父親だということをヨセフは理解しました。
さて、翻って、私たちは家族のこと、学校や職場において、さまざまな人間関係で思い悩み、心配します。しかし、自分のことだけではなく、マリアのことを心配したヨセフに神の使いが夢の中に現れて解決を与えてくださったことを覚えましょう。私たちが心配し、思い煩う前に神が私たちのことを心配してくださるからです。
聖書のことばです。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」ペテロの手紙第一5章7節
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