しつこくせがむがよい

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.11.05
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 6章1~3節
放送日
2022.11.05

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は、箴言6:1~3 「しつこくせがむがよい」と題してメッセージをいたします。

「わが子よ。もし、あなたが隣人のために保証人となり、他人のために誓約をし、自分の口のことばによって、自分が罠にかかり、自分の口のことばによって、捕らえられたなら、わが子よ、そのときにはすぐにこうして、自分を救い出せ。あなたは隣人の手に陥ったのだから、さあ行って、伏して隣人にしつこくせがめ。」
                    
職場で人が悩むことは、大きく2つあると言われます。仕事上の能力に関する悩みと、人間関係の悩みです。仕事が合わない、これは悩むでしょう。しかし、仕事は面白いけど、人間関係が難しい、これも悩みます。実際には、人間関係の悩みの方が職場の悩みとしては結構多いのかもしれません。そのような意味では、人とほどよい距離を取りながら仕事を進めていくということは、皆が考えることでしょう。そして、適度に距離を取るためには予めどんな人がいるのかよく理解し、そのような人にどう対処するか事前に対処法を弁えておくことも大切です。
たとえば箴言の著者は、この6章で保証人となって困ってしまった事態にどう対処すべきかを語っています。保証人になるような関係は持たない。これがお付き合いの鉄則なのについ同情し、うまく断り切れずそのような事態に陥ってしまう。そして不利益を被る。そんなときにどうするのか。
その場合は、「その人にしつこく迫って、保証関係の解消を求めるべきだ。それしかない。」と言います。諦めずに、徹底して自分の身を守りなさいと。
しかし、その労力を考えたら、やはり最初から保証人にならないことでしょう。やはり人間関係においても、先を見通す力を持っていく。これが知恵ある生き方です。箴言が語る人間関係学。ぜひ心に留めて歩みたいところではないでしょうか。

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