知恵を捨てるな

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.11.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 4章4~6節
放送日
2022.11.03

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は、箴言4:4~6「知恵を捨てるな」と題してメッセージをいたします。

「父は私を教えて言った。私のことばがおまえの心を支えるように。私の命令を守って生きよ。知恵を得よ。悟りを得よ。忘れてはならない。私の口のことばからそれてはならない。知恵を捨てるな。これがあなたを守る。これを愛せ。これがあなたを保つ。」

ある家族社会学の調査があります。それは、親が子どもと話す内容について調べたもので、日本とアメリカの家庭を比較調査したものです。それによると、日本の親と子は学校や勉強のことは話しても、社会や人生についてはほとんど話さない。それが日本の家庭の傾向だというのです。聖書が教えている家族文化は、日本の文化といささか違うようです。それは、父親が子どもに人生の生き方を語り伝えるものです。
一般に、父親の子どもへの関わり方は、3つあると言われます。まず、子どもが幼少期にある時は、子どもよりも母親をサポートします。子どもが母親の愛情を十分受けられるようにするためです。子どもが学童期に入ると、家庭に社会の風を吹かせます。母子分離を図るのです。そして、子どもが青年期になると、父親自ら生き方の範を示す。それが役割となります。しばしば日本の家庭は、学校教育の下請けの場となりがちですが、家庭において大事なのは、やはり人生の生き方を語ることでしょう。家庭はその家族が築いてきた知恵ある生き方を伝え続ける場なのです。
実際、親になれば子どもに分かってほしい生き方、これが幸せの道だと思うものがあるものです。人として生きるのなら、これが本当ではないかと思う道があります。親になったら、迷わず語る者でありたい。でも、そのためにまず自分がしっかりした知恵を聖書に親しみながら、身に着けたいところではないでしょうか。

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