人の目に不思議なことをなされた神

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2022.04.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 118篇22節
[新約聖書] エペソ人への手紙 2章20節
放送日
2022.04.01

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
その昔、エルサレムには、ソロモンが建てた立派な神殿がありました。ソロモンは、海外から、きれいな石、金や銀、貴重な木材などの建築資材とともに、当時最高の技術を持った職人を雇って神殿を建て上げたのです。
ソロモンは、神殿を神に献げる奉献式の時、神がこの神殿を建て上げてくださったことを宣言しました。
さて、旧約聖書詩篇118篇には、「ソロモンの神殿建設とは正反対とも言えることを神がなさった」と語られています。
詩篇118篇22節からこのように語っています。
「家を建てる者たちが捨てた石 それが要の石となった。これは主がなさったこと。私たちの目には不思議なことだ。」
この神がなさったことを、詩篇の作者は喜びながら、神の救いであると語っています。
改めて、詩篇で語られている神がなさったことについてみてみましょう。「家を建てる者たちが捨ててしまった石が、家の要の石となった」というのです。
家を建てる人たちが、家を建てるのには役に立たない石として廃棄処分した石が、神によって、家の要の石となって家が建てられたというのです。
神のなさる救いは、このように不思議なことであるというのです。この神のなさる救いは、実はイエス・キリストによる救いのことなのです。
イエス・キリストは、指導者たちによって邪魔者扱いされて、十字架で死刑となってしまいました。キリストは捨てられたのです。しかし、キリストが十字架にかかって死ぬことによって、すべての人のための神の救いのみわざが成し遂げられたのです。捨てられた石であるキリストは、私たちの救いの要の石となったのです。
聖書のことば
「使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられていて、キリスト・イエスご自身がその要の石です。」新約聖書エペソ人への手紙2章20節

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