ソリ・デオ・グロリア「神にのみ栄光があるように」

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2022.03.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章30節
[旧約聖書] 詩篇 115篇1節
放送日
2022.03.30

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、聖書が語っている「栄光」についてお話ししたいと思います。
「栄光」とは、ある国語辞典では「困難を克服して大事業を成し遂げた時の、金では買えない喜び、誇らしさや高揚した心の状態」と言っています。また「幸いを現す光」「輝かしい誉れ。光栄」とあり、それに付け加えて、「キリスト教では、神の顕現・臨在を表すのに用いる言葉」とありました。神が栄光そのものであるというのです。
聖書で栄光と訳されていることばの代表的なものは「カーボードゥ」(ヘブル語)で本来の意味は「重たい」ということばです。
人にも使われることがありますが、人の栄光は脆いものであるとされています。栄光とは、神にこそふさわしいことばなのです。
そして、新約聖書では栄光は、ほとんどがキリストの栄光をさして用いられています。聖書は、栄光はまことの神、また神の御子キリストにこそふさわしいことを教えています。
ところが、それだけではありません。聖書は、神はご自分の栄光を人に与えて下さると教えています。
新約聖書ローマ人への手紙8章30節にこのようにあります。
「神は……義と認めた人たちには……栄光をお与えになりました。」
イエス・キリストを信じ、キリストの十字架によって義と認められた人に、神はご自身の栄光を与えて下さるのです。
音楽の父と呼ばれるバッハは、多くの讃美歌を作りました。彼は自分の作品の自筆楽譜の最後に「SDG」とサインしました。それはソリ・デオ・グロリア「神にのみ栄光があるように」という意味のサインです。
バッハは、神を讃美する素晴らしい作品を作り出しました。そして、それが神から与えられた栄光であり、その栄光は神にお返しすることが最も良いことであると確信していたのです。 
聖書のことば
「私たちにではなく 主よ 私たちにではなく ただあなたの御名に 栄光を帰してください。」旧約聖書詩篇115篇1節

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