死の支配からの解放

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2021.10.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 5章12、18節
[旧約聖書] 創世記 2章17節
放送日
2021.10.01

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、神が義と認めてくださることの素晴らしさを、新約聖書のローマ人への手紙からお話ししています。これまで神が義と認めてくださることの素晴らしさとして、神が罪を赦してくださること、そして、神との平和を持つことができることをお話ししました。今日は、ローマ人への手紙が教えている神が義と認めてくださることの素晴らしさの三つ目のことをお話します。
それは、死に関わることです。人は必ず死にます。では、人はどうして死ぬのでしょう。この大きな疑問に聖書は答えてくれます。聖書は「ちょうど一人の人によって罪が世界に入り、 罪によって死が入り、こうして、すべての人が罪を犯したので、死がすべての人に広がった」と教えています。
この一人の人とは、神が造られた最初の人、アダムのことです。アダムは、神の命令に従わず、神が食べてはならないと言われていた善悪の知識の木の実をとって食べてしまいました。
神は「善悪の知識の木の実から食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」とはっきりと死ぬと警告されていました。こうして、すべての人がアダムと同じように罪を犯しているので人は必ず死ぬようになったのです。
聖書は今も、死が支配していると教えています。そして、さらに神が死の支配からの解放を与えてくださることを教えています。
聖書はこう語っています。「一人の義の行為によってすべての人が義と認められ、いのちを与えられます。」ここでの一人の人は、アダムのことではなくイエスのことです。イエスの十字架のことを義の行為として、これによってすべての人が神に義と認められたのです。そして、義と認められることによって、いのちが与えられると教えています。このいのちは、新しいいのちであり永遠のいのちです。死に支配されている私たちは、イエスの十字架によって義と認められ、永遠いのちを与えられて、生きることができるのです。

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