変わらないイエス

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2025.12.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヘブル人への手紙 13章8節
放送日
2025.12.17

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「世の光」の時間です。福井誠です。クリスマスが近づき、街や教会もさらに華やかになっています。年末のバタバタする時期ですが、少し立ち止まってイエス・キリストの生涯を振り返る良い機会ですね。今日は「変わらないイエス」というテーマで、ご一緒にイエスの歩みについて考えてみましょう。聖書のことばです。新約聖書ヘブル人への手紙13章8節。

「イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません」

イエスはおよそ30歳で宣教活動を始め、ガリラヤ湖のほとりで弟子たちを招きました。また、病を癒やし、嵐を静め、パンと魚を増やす奇跡を起こすなど、自然や物質、時間、空間、人間、そして死さえも支配する神の力を示されました。こうした奇跡は聖書にたくさん記されています。イエスは、その活動を通して、ご自身が神であり、すべてに権威を持つ方であることを表しました。
しかし一方で、イエスは人としての弱さも経験されました。疲れ、悲しみ、祈り、涙を流すこともありました。例えば、友人ラザロの死には涙を流し、十字架にかかる前、ゲッセマネの園では苦しみながら祈った場面も描かれています。神の力を持ちつつ、人間の弱さも知る――それがイエスの生涯の特徴です。イエスの歩みは、私たちに寄り添う愛の物語とも言えます。神でありながら人間として生き、私たちの痛みや悩みに心を寄せてくださる。その姿に出会うことで、「この方はいつまでも変わらず私たちと共にいてくださる」と信じることができ、新しい希望も生まれます。
クリスマスに向けて、イエスの生涯をぜひ聖書を手に取って、もう1度振り返ってみてください。イエスが真の神であり人であることを、知っていただきたいと思います。では明日もお聞きください。

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