「世の光」の時間です。福井誠です。世界中でお祝いされるクリスマス。街は華やかになり、家族や友人と温かいひとときを過ごす大切な日ですね。そんな中、実はあなたにも神様からのプレゼントが届いていることを感じてみてほしいと思います。今日は、「神様からのプレゼント」というテーマでお話しします。新約聖書のマタイの福音書1章23節から。

「『見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』それは、訳すと『神が私たちとともにおられる』という意味である」

クリスマス・スペシャルの今週は、イエスの生涯の全体についてお話しをしてきました。クリスマスは、神であるイエスが人となり、この世に来てくださった日です。イエス・キリストは私たちの罪を赦し、新しいいのちと希望を与えるために来られました。ここで大切なのは、イエスの誕生が単に歴史に残る出来事ではなく、今も私たち一人ひとりに向けられた「神の愛のメッセージ」を伝えているということです。
イエスは、ナザレという当時貧しかった地域に生まれ、弱さや悲しみを経験しながらも、愛と赦しで人々に寄り添われました。そして、十字架と復活を通して、私たちに新しいいのちと希望をもたらしてくださいました。
クリスマスは「神様があなたを愛している」と語りかけてくださる日です。どんな時もあなたは一人ではなく、神によって守られている。そして、あなたの祈りも神様に届いています。
今年のクリスマスは、ぜひイエスを心に迎えて、神様の愛を受け取ってみてください。リスナーの皆さんが教会に足を運び、イエスの誕生の意味を考えるその時、新しい光が人生にともりますように。シリーズを通してイエスの生涯とクリスマスの意味を一緒に考えてくださって、ありがとうございました。新しい年も皆さまに神様の祝福がありますように。