イエスも苦労をされた

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2025.12.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 2章40節
[新約聖書] ヘブル人への手紙 4章15~16節
放送日
2025.12.16

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「世の光」の時間です。福井誠です。12月も半ばを過ぎ、いよいよ年末の慌ただしさが増してきましたね。家族や仲間と過ごす時間も多くなる季節です。そんな中、ふと立ち止まると、イエス・キリストにも親兄弟がいて、毎日、大工として働きながら、私たちと同じように人生の苦労を経験されたことを思い出します。今日は「イエスも苦労された」というテーマでお話しします。新約聖書のルカの福音書2章40節から。

「幼子は成長し、知恵に満ちてたくましくなり、神の恵みがその上にあった」

イエスの子ども時代や青年期について聖書はあまり多く書いていませんが、彼はナザレという小さな村で、貧しさや孤独、日々の働きの大変さを味わわれたことが伝えられています。ここが大事なところです。神の子であるイエスですが、特別扱いはされず、私たちと同じように悩みや痛みを経験されたのです。このことは私たちにとって大きな慰めとなります。なぜなら、聖書が語る神は遠いところにいる存在ではなく、私たちの現実の苦しみや悩みを理解してくださる方だからです。
新約聖書のヘブル人への手紙には「私たちの大祭司(つまりキリスト)は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において私たちと同じように試みにあわれたのです」と記されています。つまり、神様が人間の苦労を知らないわけではないのです。イエスを通して、私たちの痛みや孤独、悩みを深く理解してくださっているのです。
忙しい師走の中で、孤独や不安を感じることがあるかもしれません。しかし、イエスはあなたのそばにいて、あなたの痛みを知り、祈りも聞いてくださいます。聖書は「だからこそ、私たちは大胆に神の恵みの座に近づこう」と語ります。イエスを信頼し、神の祝福を前向きに受け取る歩みをしたいものですね。明日もぜひお聞きください。

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