ルカの福音書 13-ザカリヤ

出演者
大嶋重徳
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.03.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 章
放送日
2020.03.26
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重?です。 ルカ福音書を順番に読んでいます。今日の箇所には神殿で働く祭司のザカリヤという人が出てき ます。 天使ガブリエルの伝えたことばを、ザカリヤが信じることを拒みました。すると神様は、ザカ リヤの人生に沈黙を強いられました。ザカリヤは突如、言葉が話せなくなったのです。 私たちの言葉もまた、神様から沈黙を強いられることがあります。教会の礼拝では、礼拝者が 沈黙する時間が多くあります。 祈りと賛美を終えた後、説教中はまさに沈黙します。説教者だけが語ります。私たちは過ぎ去った 一週間、あまりにもしゃべりすぎたおしゃべりをやめて、神様の語りに耳を傾けるのです。 私たちはあまりにも自分の言葉と、自分の思いに集中し過ぎていることがあります。自分の声 しか耳に入っていないのです。
そのときには聞こえるべきものが聞こえていない。 ラジオでメッセージをするための準備において、私はひたすら神様の前に沈黙する時間を持ち ます。ラジオの前の皆さんに、神様が語ろうとされていることを聞くために、ひたすらに沈黙の 努力をするのです。 ザカリヤは、神様の強いられた沈黙を数ヶ月間経験しながら、天使ガブリエルの伝えたことば の意味を思い巡らしたでしょう。天使ガブリエルに言ってしまった、自分の言葉の愚かさについ ても考えたでしょう。やがてエリサベツの妊娠が本当であったことがわかっていきます。しかし ザカリヤの沈黙は継続しています。待ちに待った我が子の出産の時にも、ザカリヤは沈黙をしてい なければならなかったのです。沈黙を強いられたところで、ザカリヤはどれだけ深く神様の計画 を思い巡らしたでしょうか。神のことばを噛み締めたのです。 あなたにも沈黙を強いられたと言える出来事があったでしょうか。何も言えなくなる、言葉が 出ない、それは痛みの出来事であったかもしれません。言葉にするのが今でも難しい事柄かもし れません。どのように祈ればよいのか戸惑うような出来事だったでしょう。そのようなとき、無 理に言葉にしなくてもよいのです。明るく振る舞わなくてもよいのです。神の前でただただ沈黙す るだけでよいのです。沈黙の中で主のなさることをじーっと見つめること、それがあなたにとって 一番大切な祈りの時となるのです。自分の言葉だけを連ねる祈りをやめて、沈黙の中で神のこと ばを待つ祈りを、今日は持っていただきたいと思います。

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