あなたがたは世の光です

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2019.12.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ピリピ人への手紙 2章13?16節
放送日
2019.12.18

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世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。
 ピリピ人への手紙2章13節?16節「あなたがたは世の光です」と題して、メッセージをお伝えいたします。
「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代のただ中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は自分の努力したことが無駄ではなく、労苦したことも無駄でなかったことを、キリストの日に誇ることができます。」
 先週は、ヨハネの福音書のエピソードから、キリストが光であることを教えられましたね。世に光をもたらすために来られたキリストを仰ぐ時に、人生には希望があることを教えられました。確かに世の中には希望のないことが多いものです。何が希望がないかと言えば、上に立つ人が自分のことしか考えない時ですね。あまつさえ、自分の立場を守るために人を利用し、弄び、平気で悪を働き、素知らぬふりをしている。そんなことがまかり通っている社会には、希望はありません。このような時代に生きていると、人の顔色ばかり見て、少しでも火の粉がかからないように、そして、少しでも自分にとってはいい思いができるようにと、上目遣いで生きるしかないように思えてきますね。そして、本当に何が良いことなのかもわからないような人生を、生きる羽目にもなるものです。今の時代も、イエスの時代も同じようなものであっただろうと私は思います。
しかし、聖書を開いて毎日読んでいると、そうじゃない、そのようないいかげんで腐ったような人生に染まっていく必要はないのだ。たとえ真面目だなどと馬鹿にされても、誠実で直ぐな心で生きることが大事なのだなあと思わせるものですね。世の光であるキリストを見る時に、自らも、光の子として歩む勇気をいただくことができます。では良き一週を祈ります。

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