魔術師エルマ

出演者
板倉邦雄
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2019.10.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 12章28節
放送日
2019.10.08
世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 今日は「魔術師エルマ」という題でお話ししましょう。魔術師エルマは、「彼の名は魔術師」という意味です。名前が魔術師と呼ばれるほど、エルマは、魔術師の中の魔術師でした。使徒の働き13章の続きです。
 さて、バルナバとサウロの伝道旅行の一行は、クプロ島のサラミスの港に着きました。伝道旅行の一行の中には、エルサレム教会の教会員、ヨハネ・マルコが助け手として加わっていました。二人は安息日になると、ユダヤ人の会堂で神の言葉を宣べ伝えました。クプロ島を巡回して、パポスの町まで行くと、ユダヤ人の魔術師エルマという偽預言者に二人は出会いました。彼は、ローマの地方総督セルギオ・パウロのところに出入りしていたのです。
 ところが、この地方総督は敬虔な人物だったようで、バルナバとサウロの二人を招待し、主なる神さまの言葉を聞こうとしました。ところが、魔術師エルマは、総督を信仰からそらそうとして、しきりに二人の邪魔をし始めたのです。主なる神さまの言葉を信じたら、自分は総督の家に出入りができなくなります。自分の利益が損なわれるからですね。そこで、神の言葉を語るのを邪魔する魔術師エルマを、サウロは、ローマ名でパウロは聖霊に満たされ、にらみつけました。
 パウロは言いました。「あらゆる偽りと邪悪とでかたまっている悪魔の子よ、すべて正しいものの敵よ。主なる神のまっすぐな道を曲げることを止めないのか。見よ、主なる神の御手がお前の上に及んでいる。お前は失明して、当分、日の光が見えなくなるのだ。」
 するとたちまち、霞と闇とが魔術師エルマにかかったため、彼は手探りをしながら、自分の手を引いてくれる人を探しまわったのです。総督はこの出来事を見て、主なる神さまの教えに驚き、主なる神様を信じました。神の聖霊は、悪い魔力的な霊を追放することができるのですね。
 イエス・キリストの言葉です。「わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。」マタイの福音書12章28節

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