主を恐れることの意味③
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2025.10.29
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 箴言 1章7節
[旧約聖書] 伝道者の書 12章13節
- 放送日
- 2025.10.29
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
今週は、旧約聖書の箴言のことばを紹介しながらお話を進めています。箴言1章7節。「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む」ここで「主」といわれる方は、神様のことです。主を恐れることは、神様を怖がってびくびくする、そういう意味ではありません。
人間のあるべき姿、それは、人は神様によって造られた存在であって、神様を恐れ敬い生きていくことこそ、生きていくための知識のはじめとなるのだと聖書は教えています。
旧約聖書に、「伝道者の書」というものがあります。この書を書いた人は、この世の成功者でした。あらゆるものを手に入れて、事業も成功しました。しかし、彼の心は「むなしさ」に支配されていったというのですね。「むなしさ」これは生きていこうとする意欲というものを奪ってしまうものの一つですよね。この書はこう告げるのです。「快楽を味わったところで、これもまたむなしい。事業に成功しても、自分の後継者が本当に知恵ある者かどうかわからない。自分が一生懸命努力しても、何の苦労もしなかった者に分け前を譲らなければならない、それもまたむなしい・・・。結局すべての人は死んでしまうのだ、ああ、なんとむなしいことか」こんな調子で書かれているのです。どんなに成功したからと周りから評価されても、最後に「むなしい」というひとことで締めくくられていく人生であったなら、それこそ「むなしい」ですよね。自分は何のためにこれまで生きてきたのか、という問いに答えられなければ「むなしさ」だけが残ってしまいます。
でも、伝道者の書の締めくくりは、こうなっています。
伝道者の書12章13節「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである」このように記されているんです。つまり、私たちの生活の基本は、神様を恐れ敬うこと、そして神様の命令を守ることだ、と教えているんですね。私たちが人として歩む人生は、神様を敬い恐れる、つまり神様を礼拝しながら生きること、そして、神様が私たちに求めていることは、神様が私たちを愛してくださったようにお互いに愛し、自分を愛し、生きていくことなのだと、聖書は教えています。ということは、やはり神様を恐れ敬い生きること、ここに生き方のスタートというものがあるんですね。
今週は、旧約聖書の箴言のことばを紹介しながらお話を進めています。箴言1章7節。「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む」ここで「主」といわれる方は、神様のことです。主を恐れることは、神様を怖がってびくびくする、そういう意味ではありません。
人間のあるべき姿、それは、人は神様によって造られた存在であって、神様を恐れ敬い生きていくことこそ、生きていくための知識のはじめとなるのだと聖書は教えています。
旧約聖書に、「伝道者の書」というものがあります。この書を書いた人は、この世の成功者でした。あらゆるものを手に入れて、事業も成功しました。しかし、彼の心は「むなしさ」に支配されていったというのですね。「むなしさ」これは生きていこうとする意欲というものを奪ってしまうものの一つですよね。この書はこう告げるのです。「快楽を味わったところで、これもまたむなしい。事業に成功しても、自分の後継者が本当に知恵ある者かどうかわからない。自分が一生懸命努力しても、何の苦労もしなかった者に分け前を譲らなければならない、それもまたむなしい・・・。結局すべての人は死んでしまうのだ、ああ、なんとむなしいことか」こんな調子で書かれているのです。どんなに成功したからと周りから評価されても、最後に「むなしい」というひとことで締めくくられていく人生であったなら、それこそ「むなしい」ですよね。自分は何のためにこれまで生きてきたのか、という問いに答えられなければ「むなしさ」だけが残ってしまいます。
でも、伝道者の書の締めくくりは、こうなっています。
伝道者の書12章13節「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである」このように記されているんです。つまり、私たちの生活の基本は、神様を恐れ敬うこと、そして神様の命令を守ることだ、と教えているんですね。私たちが人として歩む人生は、神様を敬い恐れる、つまり神様を礼拝しながら生きること、そして、神様が私たちに求めていることは、神様が私たちを愛してくださったようにお互いに愛し、自分を愛し、生きていくことなのだと、聖書は教えています。ということは、やはり神様を恐れ敬い生きること、ここに生き方のスタートというものがあるんですね。
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