主を恐れることの意味②
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2025.10.28
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 箴言 1章7節
- 放送日
- 2025.10.28
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
今週は、旧約聖書の箴言のことばを紹介しながらお話しを進めています。
箴言1章7節のことば。「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む」ここで「主」といわれる方は、神様のことです。主を恐れることは、神様を怖がって恐れるという意味ではもちろんありません。
人間のあるべき姿、それは、人は神様によって作られた存在であって、神様を恐れ敬うということの大切を教えているんです。ですから、人がもし自分の姿をわきまえずに、まるで神のようになれると勘違いして生きていこうとするなら、そこには高慢な姿が生まれてくるんですね。聖書を読むと、人間のそうした高慢な姿を厳しく戒めています。なぜなら、高慢というのは、神様を恐れない姿だからです。神様なしで自分は生きていけると考え、神様に背を向けていく姿がそこにあるからです。そして、それがエスカレートすると、まるで自分が神であるかのような行動、態度、言動が生まれてきます。神などいるものか。神など恐れるに値しない!自分こそ神だと。そうした姿は、独りよがりの愚か者の姿なのだと聖書は語っているのですね。どうでしょうね、ラジオを聞いているあなたもこういうことを言っている人とはあまり友達になりたいとは思いませんよね。
こうした姿は実は、強そうに見えるんですけれども、滑稽にも見えてきます。なぜなら、私たちはどんなに威張って見栄を張っても、明日のことすら分からないのです。すべてのことが順調にうまくいっているときは、万能感にひたることがあるでしょう。でも、歯車がずれてしまって、出来ると思っていた自分の限界を思い知らされたとき、どうですか。結局、人は、自分は弱い存在であって、自分一人では生きていけない存在だと気づかされるのではないでしょうか。
この世界は、神様によって造られ、今も支えられています。神様を恐れ敬うことは、すべては神様からスタートしているということをおぼえながら神様をあがめていく姿なんです。ですから、この神様を恐れ敬うことによって、知識も知恵も与えられていきます。そして、主を恐れる一人一人に、もっともふさわしい衣は、高慢の衣ではなく、「謙遜」という衣なのですね。
今週は、旧約聖書の箴言のことばを紹介しながらお話しを進めています。
箴言1章7節のことば。「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む」ここで「主」といわれる方は、神様のことです。主を恐れることは、神様を怖がって恐れるという意味ではもちろんありません。
人間のあるべき姿、それは、人は神様によって作られた存在であって、神様を恐れ敬うということの大切を教えているんです。ですから、人がもし自分の姿をわきまえずに、まるで神のようになれると勘違いして生きていこうとするなら、そこには高慢な姿が生まれてくるんですね。聖書を読むと、人間のそうした高慢な姿を厳しく戒めています。なぜなら、高慢というのは、神様を恐れない姿だからです。神様なしで自分は生きていけると考え、神様に背を向けていく姿がそこにあるからです。そして、それがエスカレートすると、まるで自分が神であるかのような行動、態度、言動が生まれてきます。神などいるものか。神など恐れるに値しない!自分こそ神だと。そうした姿は、独りよがりの愚か者の姿なのだと聖書は語っているのですね。どうでしょうね、ラジオを聞いているあなたもこういうことを言っている人とはあまり友達になりたいとは思いませんよね。
こうした姿は実は、強そうに見えるんですけれども、滑稽にも見えてきます。なぜなら、私たちはどんなに威張って見栄を張っても、明日のことすら分からないのです。すべてのことが順調にうまくいっているときは、万能感にひたることがあるでしょう。でも、歯車がずれてしまって、出来ると思っていた自分の限界を思い知らされたとき、どうですか。結局、人は、自分は弱い存在であって、自分一人では生きていけない存在だと気づかされるのではないでしょうか。
この世界は、神様によって造られ、今も支えられています。神様を恐れ敬うことは、すべては神様からスタートしているということをおぼえながら神様をあがめていく姿なんです。ですから、この神様を恐れ敬うことによって、知識も知恵も与えられていきます。そして、主を恐れる一人一人に、もっともふさわしい衣は、高慢の衣ではなく、「謙遜」という衣なのですね。
コメント
番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。


いいね登録
いいね解除


















