律法の一点一画

出演者
中山信児
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.10.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 5章18節
放送日
2025.10.18

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。神奈川県川崎市にあります菅生キリスト教会牧師の中山信児です。
今週は、イエス・キリストが山の上で話された「山上の説教」をご紹介しています。
イエス様は山の上で説教を聞いている群衆に向かってこう言われました。「天地が消え去るまで、律法の一点一画も決して消え去ることはありません。すべてが実現します」。
「律法」というのは、神様がユダヤ人に与えてくださった掟のことで、旧約聖書に記されています。有名な「モーセの十戒」は律法の中心です。
「一点一画」というのは旧約聖書が書かれたヘブル語のアルファベットの、点の一つ、画の一つのことです。
日本語でも点が一つ違うだけで意味がまったく変わるものがあります。
例えば、王の子と書いて「王子(おうじ)」ということばがありますが、「王」の漢字に点をつけると「玉子(たまご)」になり、意味がまったく変わってしまいます。
「大きい」の「大」という漢字も、右上に点を打つと「犬」になり、下に点を打つと「太い」という漢字になります。
イエス様は、このような例えを用いて、神様の掟である律法が、いつの時代にも、決して変わることのない大切なものであることを教えてくださったのです。これは聖書全体にも当てはまります。聖書は何千年も前に書かれたものですが、この世界が続く限り、変わることも、廃れることもない神のことばです。クリスチャンが聖書を大切にして、熱心に読むのは、神様が私たちに伝えたい愛のメッセージ、救いのメッセージが、この聖書に記されているからです。
もう一度、イエス様のことばに耳を傾けましょう。
「天地が消え去るまで、律法の一点一画も決して消え去ることはありません。すべてが実現します」
キリスト教会では毎週日曜日の礼拝で、聖書からメッセージが語られます。ぜひ、お近くの教会で、決して変わることのない聖書のメッセージに触れていただきたいと思います。
皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。

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