世の光

出演者
中山信児
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.10.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 5章14~16節
[旧約聖書] イザヤ書 9章2節
放送日
2025.10.17

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。神奈川県川崎市にある菅生キリスト牧師の中山信児です。
今週は、イエス・キリストが山の上で話された「山上の説教」をご紹介しています。
イエス様は「山上の説教」を聞いている群衆に向かって「あなたがたは世の光です」と言われました。この時、イエス様の説教を聞いていた群衆の多くは、病気や障害をもっている人と、その家族、友人たちでした。
彼らは、光が当たることのない社会の片隅で、ひっそり暮らしている人たちでした。彼らは、まさか自分たちが世界を照らす光になることなど思いもよらなかったでしょう。そんな人たちに向かって、イエス様は、あなたがたが「世の光です」と言われたのです。
どうしてそんなことが言えるのでしょう。それはまことの光であるイエス・キリストが、彼らのところに来られたからです。旧約聖書のイザヤ書に、こういうことばがあります。「闇の中を歩んでいた民は 大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に 光が輝く」。この光が、救い主イエス・キリストなのです。
私たちが、イエス様に心を向けるなら、私たちの心はイエス様の光に照らされます。そして、月が太陽の光を反射して夜空に輝くように、私たちもイエス様の光を反射して、暗い世界に輝く光となることができるのです。
イエス様はこうも言われました。
「明かりをともして升の下に置いたりはしません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいるすべての人を照らします。このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい」
ろうそくに火を点けたら、ろうそく台の上に置くのは当然のことです。私たちもイエス様の光に心を向けながら、力まず飾らず、当たり前に生きていけばよいのです。そうすればイエス様が私たちを照らして、私たちを「世の光」として用いてくださいます。いつもと同じ私たちを神様が「世の光」にしてくださるのです。
皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。

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