心のきよい者の幸い

出演者
中山信児
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2025.10.13
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 5章8節
放送日
2025.10.13

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。神奈川県川崎市にある菅生キリスト教会の牧師、中山信児です。
今週は、新約聖書マタイの福音書から「山上の説教」をご紹介します。「山上の説教」はイエス・キリストが山の上で話された説教です。
イエス様は集まってきた群衆に、「心のきよい者は幸いです」と話されました。「きよい」ということばは、よごれや傷、くもりや濁りがなく、きれいであることを表します。
ここで外面のきよさと内面のきよさについて考えたいと思います。
見た目はきれいな果物が、切ってみると内側が腐っていたというようなことは、皆さんも経験があると思います。逆に、見かけは悪くても最高に美味しい果物もあります。それでも、人は見かけや外面を大切にしがちです。野菜や果物でも、かたちが揃ってきれいなものを選ぶし、第一印象が良い人は信用されやすいということもあります。
イエス様は「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」と言われました。それは、外面ではなく内面のことです。「外側がきちんとしていても、心の中が汚れていては、神を見ることはできない」と、イエス様は言われたのです。神を見るとは、神を知ることです。
私のことを言うと、自分の心の中にたくさんの罪や汚れがあることは、私自身が一番良く知っています。見た目や外面をきれいに整えることはできても、自分で自分の内面をきよくすることは簡単ではありません。
では、神を見ることができるほど、心のきよい人とは、いったいどういう人なのでしょう。聖書はすべての人が罪人であると教えています。神はそんな私たちを愛して救い、きよめるために、イエス・キリストをこの世界に送ってくださいました。イエス様を信じる時、私たちの心はきよくされて、きよい心で神を見ることができるようになります。
もう一度、イエス様のことばに耳を傾けたいと思います。「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」
あなたの上に、神様の祝福が豊かにありますように。

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