過去と未来ばかりに心を向けず
- 出演者
- 水谷 潔
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2025.09.15
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マタイの福音書 6章34節
- 放送日
- 2025.09.15
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。今週、番組を担当する、愛知県春日井市にあります春日井聖書教会・協力牧師の水谷潔です。
ある精神科医が書いた文章で知ったのですが、ボルネオに住むある狩猟民族には、うつ病などの心の病がないそうです。その理由と思われる一つは、その民族には、「今」しかなく、「未来」や「過去」という概念がないことです。その精神科医は、医師になった当初に、うつ病は、考えが過去に向く人が、不安症は、考えが未来に向く人がなりやすいと教科書で学んだそうです。
真面目な人ほど、過去を悔いやすいものです。責任感の強い人ほど、過去の失敗で自分を責めるでしょう。また、計画性のある人ほど、未来に対して不安を覚え、愛情深い人ほど、身近な人たちの将来を心配します。そして、それらが強すぎれば、心を病んでしまうこともあるでしょう。
過去と未来に心を向けすぎて、今を失いがちな私たちに聖書は語り掛けます。新約聖書マタイの福音書6章で、イエス・キリストは、「野の花を見なさい」「空の鳥を見なさい」と花と鳥に私たちの目を向けさせます。その花と鳥を神様が養っておられることを語り、私たちの思いを神様へと向けます。そして、ましてや、私たち人間を神様が養ってくださらないことなどあるだろうかと問いかけます。
その上で、イエス様は語ります。マタイの福音書6章34節をお読みします。「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります」自分を養ってくださる神様を信頼し、その日その日を精一杯生きるようにとイエス様は語り掛けられます。
ラジオの前のあなたは、変えられない過去に苦しんでいないでしょうか。人間の力ではコントロールし切れない未来についての不安で押しつぶされそうになるということはないでしょうか。そのために、今を精一杯生きられないこと、今日という一日を大切にできなくなることはないでしょうか。
過去についても、未来についても、自分にはどうしようもないことは、神様にお委ねしましょう。そして、私たちを養ってくださる神様に信頼し、今を精一杯生きましょう。今日という一日を大切に歩みましょう。神様を信じる時、そのような歩みが始まります。
ある精神科医が書いた文章で知ったのですが、ボルネオに住むある狩猟民族には、うつ病などの心の病がないそうです。その理由と思われる一つは、その民族には、「今」しかなく、「未来」や「過去」という概念がないことです。その精神科医は、医師になった当初に、うつ病は、考えが過去に向く人が、不安症は、考えが未来に向く人がなりやすいと教科書で学んだそうです。
真面目な人ほど、過去を悔いやすいものです。責任感の強い人ほど、過去の失敗で自分を責めるでしょう。また、計画性のある人ほど、未来に対して不安を覚え、愛情深い人ほど、身近な人たちの将来を心配します。そして、それらが強すぎれば、心を病んでしまうこともあるでしょう。
過去と未来に心を向けすぎて、今を失いがちな私たちに聖書は語り掛けます。新約聖書マタイの福音書6章で、イエス・キリストは、「野の花を見なさい」「空の鳥を見なさい」と花と鳥に私たちの目を向けさせます。その花と鳥を神様が養っておられることを語り、私たちの思いを神様へと向けます。そして、ましてや、私たち人間を神様が養ってくださらないことなどあるだろうかと問いかけます。
その上で、イエス様は語ります。マタイの福音書6章34節をお読みします。「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります」自分を養ってくださる神様を信頼し、その日その日を精一杯生きるようにとイエス様は語り掛けられます。
ラジオの前のあなたは、変えられない過去に苦しんでいないでしょうか。人間の力ではコントロールし切れない未来についての不安で押しつぶされそうになるということはないでしょうか。そのために、今を精一杯生きられないこと、今日という一日を大切にできなくなることはないでしょうか。
過去についても、未来についても、自分にはどうしようもないことは、神様にお委ねしましょう。そして、私たちを養ってくださる神様に信頼し、今を精一杯生きましょう。今日という一日を大切に歩みましょう。神様を信じる時、そのような歩みが始まります。
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