自分を捨てて与える旅
- 出演者
- 黒木昭江
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2025.09.06
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マタイの福音書 28章20節
[新約聖書] ヘブル人への手紙 4章15、16節
- 放送日
- 2025.09.06
「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしてきました。
人生はしばしば旅にたとえられます。しかしその旅は、いつでも順風満帆とはいきません。そんな旅には、信頼できる道連れ、同伴者が必要ではないでしょうか。
友だちや家族が人生を一緒に歩んでくれるのは、ありがたいことです。けれども、ときに、友や家族の存在自体が人生の課題になることもあります。
イエス・キリストはおっしゃいました。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます」。私たちの人生の旅を、一緒に歩んでくださると約束してくださったのです。
けれどもキリストは、まず、ご自分が、一人で、思い切った旅をされました。全能者である神の立場を離れ、弱さや限界のある人間として生きるため、この世界に来てくださったのです。キリストは、クリスマスの夜、小さな赤ちゃんとして生まれてくださいました。普通の赤ん坊として、世話をされなければ生きていけない存在となられました。
私は子どもたちによく話すのですが、イエス様は普通の子どもとして生活されたので、子どもたちの気持ちをよく理解してくださる方なのです。せっかく友だちと遊んでいるのに、親から「お手伝いしなさい」と言われてがっかりしたり、ときどき勉強が辛かったり、難しい性格の友だちがいたり、また弟や妹がたくさんいたので、そのお世話もしなくてはならなかったでしょう。当然、病気にもなりました。疲れも覚えました。だから、聖書は言います。キリストは、「私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において、私たちと同じように試みにあわれたのです。ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」。
キリストは、私たちの経験する苦難や試練を全部、経験済みなので、私たちに最も相応しい助けを与えてくださいます。こんなお方が人生を一緒に歩んでくださるなら、その旅路は、安心で、希望に満ちたものにならないでしょうか。
明日は日曜日です。ぜひ、お近くのキリスト教会へお出かけください。
人生はしばしば旅にたとえられます。しかしその旅は、いつでも順風満帆とはいきません。そんな旅には、信頼できる道連れ、同伴者が必要ではないでしょうか。
友だちや家族が人生を一緒に歩んでくれるのは、ありがたいことです。けれども、ときに、友や家族の存在自体が人生の課題になることもあります。
イエス・キリストはおっしゃいました。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます」。私たちの人生の旅を、一緒に歩んでくださると約束してくださったのです。
けれどもキリストは、まず、ご自分が、一人で、思い切った旅をされました。全能者である神の立場を離れ、弱さや限界のある人間として生きるため、この世界に来てくださったのです。キリストは、クリスマスの夜、小さな赤ちゃんとして生まれてくださいました。普通の赤ん坊として、世話をされなければ生きていけない存在となられました。
私は子どもたちによく話すのですが、イエス様は普通の子どもとして生活されたので、子どもたちの気持ちをよく理解してくださる方なのです。せっかく友だちと遊んでいるのに、親から「お手伝いしなさい」と言われてがっかりしたり、ときどき勉強が辛かったり、難しい性格の友だちがいたり、また弟や妹がたくさんいたので、そのお世話もしなくてはならなかったでしょう。当然、病気にもなりました。疲れも覚えました。だから、聖書は言います。キリストは、「私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において、私たちと同じように試みにあわれたのです。ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」。
キリストは、私たちの経験する苦難や試練を全部、経験済みなので、私たちに最も相応しい助けを与えてくださいます。こんなお方が人生を一緒に歩んでくださるなら、その旅路は、安心で、希望に満ちたものにならないでしょうか。
明日は日曜日です。ぜひ、お近くのキリスト教会へお出かけください。
コメント
番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。