あなたの価値

出演者
黒木真菜
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2025.07.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 5章8節
放送日
2025.07.08

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「世の光」の時間です。宮崎県宮崎市にある、宮崎柳丸キリスト教会の伝道師、黒木真菜です。
私はクリスチャンの両親のもとに生まれ、物心ついた時から教会に通っていました。何の疑いもなく、小学2年生の時に洗礼を受けましたが、中学・高校と成長するにつれ、なぜ聖書の神様だけが本当の神様だと言えるのか、と疑問が沸いてきました。
大学に入学する頃には、神様の存在さえも疑いはじめました。当時の私は、新しい環境で周りの友達や先生に認められたいという欲求が強くある一方で、理想と現実とのギャップに落ち込む日々でした。人からの評価によって自分の価値を見出していた私は、思い描いていた評価を得られずに、自分の価値が分からなくなっていきました。それを人のせいにして、怒りや劣等感、孤独感や悲しみに押しつぶされそうでした。
そんな大学1年目が終わる頃、クリスチャンの大学生の集まりで読まれた聖書のみことばが、不思議と心に響きました。ローマの信徒への手紙5章8節を、聖書協会共同訳の聖書でお読みします。「しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対する愛を示されました」
このみことばが私に語られていると感じた時、はじめて、自分の罪が分かりました。自分が認められたい、自分が評価されたい、という自分中心の心こそ、私の罪でした。自分中心の考えによって陥った暗闇から、私を救い出すために、イエス様は十字架にかかってくださったんだと気付きました。その時、私の価値は誰かの評価ではなく、イエス様がいのちをかけてくださった私の存在そのものにあると知りました。
自分の価値が分からなくなった時、十字架を思い起こしたいと思います。十字架は、イエス様がいのちをかけるほどにあなたを愛しているという、神の愛のしるしです。神の愛が語られる「世の光」の放送を、続けてお聞きください。

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