生き方の極意④
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2025.08.21
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] テサロニケ人への手紙第一 5章16~18節
- 放送日
- 2025.08.21
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
今週は、生き方の極意ともいうべき大切な事柄をご一緒に考えています。
聖書のことばを紹介しましょう。テサロニケ人への手紙第一5章16節から18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」
こういうことばを読むと「先生、実際は、喜ぼうにも喜べないことがたくさんあるんですよ。感謝できることなんて何一つないんですよ」そして、ほら「口先だけで『感謝します』といっても、偽善ではないですか」そんなふうに言われそうですね。でもたとえば、子どもが「お母さん、私は自分に正直に偽りなく生きていこうと思います。今日は、宿題はまったくやる気持ちがありません。今ここで宿題をしたら、自分を偽ることになるので、今日はやりません」こんなこと言ったら、おかしなことですよね。神様が私たち一人一人に望んでおられることはあなたが喜び、祈り、感謝しながら歩む人生なんです。
ある本に、今日の聖書のことばとは正反対の人間が陥りやすい姿が記されていました。それは、「いつも落ち込んでいなさい。絶えず恨みなさい。すべてのことについて不平を言いなさい。これこそサタンがあなた方に望んでいることです」こんなふうに書いてあったんですね。もし、落ち込み、恨み、不平の三色で人生が染まっていったらどうでしょう。でも、そうした落ち込みや恨みや不平を、あえて喜び、祈り、感謝に変えていったら、人生の景色は確実に変わっていくと思いませんか。
そこで、大切なのが、この「あえて」ということばなのです。人間の理性にも限界があって、分からないことはたくさんあります。信仰に生きると言うことは、時には自分の理性や感情がついていかない、そういうこともよくあるわけです。でも、神様がすべてを支配し、すべてを働かせ、益としてくださるのだと聖書は私たちに約束しています。その約束のことばを信頼し、意志を働かせて「あえて」喜び、「あえて」祈り、「あえて」感謝をささげていくことによって、実は、人は変えられていくのです。この「意志を働かせる」ということは、信仰生活の基本なんですね。繰り返しますが、「あえて」喜び、「あえて」祈り、「あえて」感謝。「あえて」ということば、これ大切なのですね。
今週は、生き方の極意ともいうべき大切な事柄をご一緒に考えています。
聖書のことばを紹介しましょう。テサロニケ人への手紙第一5章16節から18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」
こういうことばを読むと「先生、実際は、喜ぼうにも喜べないことがたくさんあるんですよ。感謝できることなんて何一つないんですよ」そして、ほら「口先だけで『感謝します』といっても、偽善ではないですか」そんなふうに言われそうですね。でもたとえば、子どもが「お母さん、私は自分に正直に偽りなく生きていこうと思います。今日は、宿題はまったくやる気持ちがありません。今ここで宿題をしたら、自分を偽ることになるので、今日はやりません」こんなこと言ったら、おかしなことですよね。神様が私たち一人一人に望んでおられることはあなたが喜び、祈り、感謝しながら歩む人生なんです。
ある本に、今日の聖書のことばとは正反対の人間が陥りやすい姿が記されていました。それは、「いつも落ち込んでいなさい。絶えず恨みなさい。すべてのことについて不平を言いなさい。これこそサタンがあなた方に望んでいることです」こんなふうに書いてあったんですね。もし、落ち込み、恨み、不平の三色で人生が染まっていったらどうでしょう。でも、そうした落ち込みや恨みや不平を、あえて喜び、祈り、感謝に変えていったら、人生の景色は確実に変わっていくと思いませんか。
そこで、大切なのが、この「あえて」ということばなのです。人間の理性にも限界があって、分からないことはたくさんあります。信仰に生きると言うことは、時には自分の理性や感情がついていかない、そういうこともよくあるわけです。でも、神様がすべてを支配し、すべてを働かせ、益としてくださるのだと聖書は私たちに約束しています。その約束のことばを信頼し、意志を働かせて「あえて」喜び、「あえて」祈り、「あえて」感謝をささげていくことによって、実は、人は変えられていくのです。この「意志を働かせる」ということは、信仰生活の基本なんですね。繰り返しますが、「あえて」喜び、「あえて」祈り、「あえて」感謝。「あえて」ということば、これ大切なのですね。
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