生き方の極意③
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2025.08.20
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] テサロニケ人への手紙第一 5章16~18節
[旧約聖書] ヨナ書 章
[旧約聖書] 歴代誌第二 20章21節
- 放送日
- 2025.08.20
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
今週は、生き方の極意ともいうべき大切な事柄をご一緒に考えています。
いつものように聖書のことばを紹介しましょう。テサロニケ人への手紙第一5章16節から18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」
昨日は、大きな魚に呑み込まれた預言者ヨナの話をしましたね。今日は旧約聖書のもう一人の人物を紹介したいと思うのです。ヨシャパテという王様がユダの国にいました。ある日、彼は、自分の小さな国が近隣の強大な軍隊に包囲されたことを知りました。自分たちの力ではもうどうすることもできません。彼は、神様に向かって、自分の無力さを認め、助けを求めて祈ったのです。すると、神様はこう言われるではありませんか。「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない」こう言うのです。このことばを聞いて、ヨシャパテは、どうしたでしょうか。
旧約聖書の第二歴代誌20章21節にはこう記されています。「彼は民と相談し、主に向かって歌う者たちと、聖なる装いをして賛美する者たちとを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう言うためであった。『主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。』」なんとですね、軍隊の先頭に聖歌隊を置いて「主に感謝せよ、その恵みはとこしえまで」と歌わせたんですね。これは常識では考えられないですよね。
しかし、その時、何が起こったのでしょう。彼らが賛美の声をあげ始めた時、敵の大軍は、別の軍隊に攻撃されて、なんと全滅してしまったというのです。物事が自分に都合よくいっている時や、良いことがあった時、成功した時には、誰でも「神様、感謝します。賛美します」と告白するのは簡単なことです。しかし、人生においては、多くの逆境、困難が襲います。そんな時に賛美などできない、文句は言えても感謝などできないと考えるのは、自然なことです。しかし、聖書を読むと、不思議なことに、逆境の中にあってこそ神様に感謝し、「主の恵みはとこしえまで」と神様を賛美することを教えているのです。不思議なことに、私たちが、どんな時にも主を賛美していくとき、そこに主がいてくださることを味わうことができる、と教えているのですね。
今週は、生き方の極意ともいうべき大切な事柄をご一緒に考えています。
いつものように聖書のことばを紹介しましょう。テサロニケ人への手紙第一5章16節から18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」
昨日は、大きな魚に呑み込まれた預言者ヨナの話をしましたね。今日は旧約聖書のもう一人の人物を紹介したいと思うのです。ヨシャパテという王様がユダの国にいました。ある日、彼は、自分の小さな国が近隣の強大な軍隊に包囲されたことを知りました。自分たちの力ではもうどうすることもできません。彼は、神様に向かって、自分の無力さを認め、助けを求めて祈ったのです。すると、神様はこう言われるではありませんか。「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない」こう言うのです。このことばを聞いて、ヨシャパテは、どうしたでしょうか。
旧約聖書の第二歴代誌20章21節にはこう記されています。「彼は民と相談し、主に向かって歌う者たちと、聖なる装いをして賛美する者たちとを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう言うためであった。『主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。』」なんとですね、軍隊の先頭に聖歌隊を置いて「主に感謝せよ、その恵みはとこしえまで」と歌わせたんですね。これは常識では考えられないですよね。
しかし、その時、何が起こったのでしょう。彼らが賛美の声をあげ始めた時、敵の大軍は、別の軍隊に攻撃されて、なんと全滅してしまったというのです。物事が自分に都合よくいっている時や、良いことがあった時、成功した時には、誰でも「神様、感謝します。賛美します」と告白するのは簡単なことです。しかし、人生においては、多くの逆境、困難が襲います。そんな時に賛美などできない、文句は言えても感謝などできないと考えるのは、自然なことです。しかし、聖書を読むと、不思議なことに、逆境の中にあってこそ神様に感謝し、「主の恵みはとこしえまで」と神様を賛美することを教えているのです。不思議なことに、私たちが、どんな時にも主を賛美していくとき、そこに主がいてくださることを味わうことができる、と教えているのですね。
コメント
番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。