決断

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.07.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 5章
放送日
2025.07.04

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
イエス・キリストは「わたしについて来なさい」と言われました。でも普通はあまり知らない人には、決してついていってはいけませんよ、と釘を刺されますよね。ではイエス様が「わたしについてきなさい」と招かれたとき、弟子たちはどのような反応をしたのでしょう。
この招きに従った一人にレビという人がいました。彼は、ガリラヤ湖に面するカペナウムという町の近くで税金を取り立てる仕事をしていました。当時この地域はローマ帝国の属州となっていましたので、ローマ政府のために人々から税金を取り立てていたわけです。ユダヤの社会では、この取税人をローマの手先、裏切り者、ローマの犬と言いましてね、たいへん軽蔑されていました。また取税人の中には、取り立てた税金を着服して私腹を肥やす者も多くいたようです。嫌われるのもわかりますよね。
そんなレビの人生を一変させる出会いが訪れました。イエス・キリストと出会ったのです。私たちが自分の人生に確信を持って生きるためには、確信を持っている存在との人格的な関わりがどうしても必要です。例えば、子どもが宿題をやっていたとしましょう。子どもは答えを書いたけれど自信がありません。でも、親がそばにいて「その答えは合っているよ」とひとこと言ってやったら、子どもは自分の答案に自信を持つことができますよね。でも人生は、なかなかそうはいきません。何が正しいのか、どのように歩んでいったらいいのか、わからないことだらけです。ですから、確信を持って生きるためには、自分と一緒に歩み、「これが道だ。本来の人生はこういうものなんだよ。人としてあるべき姿はこうなんだよ」と示してくれる存在との関わりがどうしても必要なのです。
でも、いったいどこにそのような存在がいるのでしょう。取税人のレビは、人生を振り返り「自分の人生はこのままでいいのだろうか」と、そんな思いをもっていたのだと思います。しかし、そんな彼に対してイエス様は「わたしについて来なさい」と招かれました。なんと彼はすぐに立ち上がって従って行ったのです。このイエス様の中に信頼や愛、そして真実に満ちた姿を見たのです。この方について行くなら、間違いない、そんな思いを持って、彼は取税所を後にし、従っていきました。「わたしについてきなさい」と招かれるイエス様の招きに、あなたはどう応答しますか。

コメント

中野周治
『神様に従う決意を持ち、自分の罪を断ち切ること』

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