イエスは、ご覧になった

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 病気のとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.06.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 8章14~15節
放送日
2025.06.11

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。今週は皆さんと新約聖書のマタイの福音書を読み続けています。著者マタイの語り口が皆さんの耳に響いてくる、そんなことを願っています。今日は「イエスは、ご覧になった」と題してメッセージをいたします。マタイの福音書8章14~15節をお読みします。

それからイエスはペテロの家に入り、彼の姑が熱を出して寝込んでいるのをご覧になった。イエスは彼女の手に触れられた。すると熱がひき、彼女は起きてイエスをもてなした。

今日は、ペテロの姑にまつわるエピソードを紹介します。このエピソード、わずか2節という短いものですが、私たちの日常に潜む神の働きと配慮を教えてくれる、深い内容を持っています。
イエスがペテロの家を訪れた時、姑が高い熱で苦しんでいました。婿の家で、病に伏せる状況は、気まずく、申し訳なさを感じるものがあったことでしょう。そのような彼女の手に、イエスは安心させるように触れると、病を癒されました。すると、彼女はすぐに立ち上がり、イエスと周囲の人々をもてなし始めたと言います。これは単なる回復ではなく、完全に健康を取り戻したことを示しています。おそらく姑は、ことばに尽くせぬありがたさを感じたことでしょう。
ともあれこのエピソードは、イエスが人の「小さな悩み」にも心を向けてくださるお方であることを示しています。どのように小さな不安や疲れ、問題であっても、神は軽んじることなく、見逃しません。家庭や日常生活の中での悩み事を、祈りを通じて神に委ねるなら、神は働いてくださるのです。家庭の些細な場面こそ、神が触れてくださる瞬間だと信じてみてください。あなたの生活にもきっと、神の働きが現れるはずです。神の恵みに満ちた人生を歩ませていただきましょう。

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