信じたとおりになるように

出演者
福井 誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.06.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 8章13節
放送日
2025.06.10

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。今週は、福井誠が担当しています。今日も新約聖書マタイの福音書から、イエスのことばを味わってまいりましょう。今日は「信じたとおりになるように」と題してメッセージをいたします。マタイの福音書8章13節をお読みします。

それからイエスは百人隊長に言われた。「行きなさい。あなたの信じたとおりになるように」すると、ちょうどそのとき、そのしもべは癒やされた。

今日は、ローマの軍人、百人隊長のエピソードを通じて信仰の本質についてお話しをしたいと思います。ここに登場する百人隊長には、深い悩みがありました。自分の部下が病のために苦しんでいたのです。そこで彼は、部下を助ける力が自分にはないことを素直に認め、イエスのところへ助けを求めに行きました。現代の私たちにも、困難を前にしたとき、自分だけでは解決できないことを受け入れる勇気が必要です。その心の状態が、神に心を開くきっかけにもなるからです。
さらに注目したいのは、百人隊長の信仰のシンプルさです。彼は、おことばひとつで自分の部下は癒されます、と言い切りました。この「一言で十分」という信仰には、神への深い信頼が込められています。私たちも問題に直面したときには「もっと努力しなければ」「何か特別な行動が必要だ」と思いがちです。しかしこの物語は、神への純粋な信頼が何よりも重要だと教えてくれます。
百人隊長の信仰は、どんな状況でも、私たちの信仰を奮い立たせる手本です。自分の力ではどうにもならない問題に直面したとき、まずその現実を素直に受け入れ、神に心を向けて「おことばを下さい」と祈る。その信仰の一歩が、私たちを新しい希望へと導いてくれるでしょう。神は生きておられる方です。そして、必ず私たちの祈りに応えてくださいます。そのような信仰を心に抱きながら歩んでいきましょう。

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